千葉県市川市、行徳モスクの公園使用を礼拝禁止で条件付き許可

市川市、行徳モスクの南沖公園利用を条件付き許可 公園礼拝は見送り

※記事を視覚化したイメージであり、実際の事象とは異なります。

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複数報道によると、市川市は26日、行徳モスクによる市立南沖公園の使用について、「公園内で礼拝しないこと」を前提に許可した。市は当初、モスク側に申請の取り下げを求めていたが、条件付きの使用許可に切り替えた。27日の犠牲祭行事では、礼拝をモスク内と隣接地で行い、公園では文化交流活動を実施する形になる。モスク側は今回の対応を臨時的な措置と位置づけ、今後も礼拝を含む利用の容認を求める姿勢を示している。

礼拝を除いた条件付きの公園利用

今回の申請は、イスラム教の主要な祭礼である犠牲祭に合わせ、モスク前にある南沖公園の一部を文化交流会の会場として使う内容だった。争点は祭りに伴う公園利用そのものではなく、公立公園で礼拝という宗教的行為を伴う利用を行政がどう扱うかという点にある。

市川市では、公園や緑地でイベント、祭りなどを行う場合、事前の許可申請が必要だ。市川市都市公園条例は、市長が公園管理上必要な範囲で許可に条件を付けることができると定めている。条例上は、公園の使用は認める一方、公園内での礼拝は行わないという条件付き許可として整理できる。

したがって、26日の許可は「公園の使用許可」であり、「公園内での礼拝の容認」ではない。モスク側は今回は公園での礼拝を見送り、南沖公園では文化交流活動を行う。

長年の利用実績と残る論点

行徳モスクは、1997年の設立当初から、ラマダン明けの祭りや犠牲祭の際に南沖公園の一部を文化交流会の会場として使い、礼拝や出店を行ってきたとしている。長年続いてきた利用を今回からどのように扱うのかが、地域の公園利用をめぐる実務上の焦点になっている。

モスク側は今回の礼拝自粛を恒久的な受け入れとはしておらず、今後も礼拝を含む利用を認めるよう求める考えだ。市には今後、宗教的行為を伴う公園利用について、公園管理上の個別判断として扱うのか、より一般的な運用基準として示すのかを説明する課題が残る。

参考・出典

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