イスラエル首相ネタニヤフ氏 南レバノン掌握目前と攻撃継続を表明

ネタニヤフ首相、ヒズボラへの攻撃継続表明 南レバノンの要衝掌握目前と強調

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イスラエルのネタニヤフ首相は2026年4月15日、ヒズボラへの攻撃継続と南レバノンの要衝ビントジュベイルの掌握が目前だと訴え、軍事作戦を進めながらレバノンとの直接交渉も並行して進める考えを示した。ロイター通信の報道によると、同氏はビデオ声明で南レバノンの「安全地帯」をさらに強化するよう軍に指示したとも述べ、停戦を求める圧力が強まる中でも強硬姿勢を崩さなかった。

ビントジュベイル掌握目前と強調

各社報道によると、ネタニヤフ氏はイスラエル軍がヒズボラへの攻撃を続けており、ビントジュベイルというヒズボラの拠点を間もなく打ち破ると述べた。スペインのラジオ局 Cadena SERも同日、同氏がビントジュベイルを南レバノンにおけるヒズボラの「首都」と位置づけ、「掌握寸前」だと語ったと伝えている。

同ラジオでは、ビントジュベイルがイスラエルとレバノンの境界線「ブルーライン」から3キロ余りの地点にあると説明した。AP通信も4月13日時点で戦略的な町をめぐる戦闘が続いていると報じており、レバノンでは4月11日のイスラエル攻撃が、3月に戦争が再燃して以降で最悪の1日になったとしていた。

交渉継続でも停戦には踏み込まず

ネタニヤフ氏は4月15日の声明で、ベイルートとの和平交渉も進めていると述べた。ロイター通信では、レバノンとの協議の中心目標として、ヒズボラの解体と「力によって達成される」持続的な平和の2点を挙げている。

AP通信が4月9日に配信した記事によると、ネタニヤフ氏はレバノンとの直接交渉を「できるだけ早く」始めるよう承認していた一方、イスラエルとレバノンの間に停戦はないと強調し、イスラエル北部の安全が回復するまで攻撃を続ける考えを示していた。関連してCadena SERは4月15日、同日の安全保障閣議がレバノンでの停戦を協議していたとも伝えている。

4月15日の発言は、交渉の扉は開きつつも、イスラエル側が停戦の先行ではなく軍事的優位の確保を前面に出していることを改めて示した形だ。対レバノン交渉は進めるが、ヒズボラへの圧力を緩めずに条件を引き寄せるという構図がいっそう鮮明になっている。

参考・出典

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