イスラエル、ベイルート南部郊外を空爆 ワシントン協議前日に停戦下の緊張拡大
イスラエル軍が28日午後、レバノン首都ベイルート南部郊外の建物を空爆。5月6日以来の攻撃で、米トランプ政権と緊密に協議していた。
本ページでは「レバノン」をテーマとした記事を一覧で掲載しています。
イスラエル軍が28日午後、レバノン首都ベイルート南部郊外の建物を空爆。5月6日以来の攻撃で、米トランプ政権と緊密に協議していた。
イスラエル軍がレバノンで親イラン武装組織ヒズボラへの攻撃を強化し、空爆は120回超に。ネタニヤフ首相は作戦拡大を表明し、停戦後も続く交戦が一段と激化した。
イスラエルのネタニヤフ首相は5月25日のビデオ声明で、レバノンのシーア派組織ヒズボラへの攻撃強化を表明。イスラエル軍もベカー高原などの関連施設攻撃を発表し、4月の停戦合意後も続く交戦が再び緊迫した情勢。
イスラエルとレバノンが米仲介で45日間の停戦延長に合意した翌日、イスラエル軍が南部で大規模空爆。避難勧告やヒズボラの攻撃主張も重なり、停戦の実効性が焦点となっている】【。
イスラエルとレバノンは、米国仲介のワシントン協議を経て、4月16日に始まった停戦を45日間延長することで合意した。17日の期限直前に決着し、今後数週間は追加協議を続ける見通し。
イスラエル軍の空爆がレバノン各地で相次ぎ、ベイルート南方の沿岸高速道路でも車両が攻撃され、13日の死者は計12人に。14日開始の米国仲介による直接協議を前に、一時停戦の不安定さが浮き彫りとなった。
WHOのテドロス事務局長はロイターの報道を受け、中東紛争の激化で医療施設や医療従事者への攻撃が増加していると警告。確認済み攻撃はレバノン149件、イラン26件、イスラエル6件に達し、地域の人道危機を深めている。
レバノン南部マジュダル・ズーンでイスラエル軍が2度攻撃し、救助に向かった民間防衛隊員3人を含む少なくとも5人が死亡。レバノン保健省が発表し、兵士2人も負傷した。
米国仲介のイスラエル・レバノン停戦は延長後も脆弱で、イスラエル軍は南部やベカー高原への攻撃を継続。レバノン政府の外交協議とヒズボラの拒否が対立した。
トランプ大統領はホワイトハウスでイスラエルとレバノンの駐米大使を交え協議し、両国の停戦を3週間延長すると表明。APによると、当初10日間の停戦は4月26日に期限を迎える見通しだった。
レバノン南部アル・ティリの空爆で、アル・アフバール記者アマル・ハリル氏が死亡、同行のゼイナブ・ファラジ氏も重傷。救助の遅れを巡り、レバノン側とイスラエル側の説明が食い違っている。
イスラエル軍とヒズボラが、4月17日発効の一時停戦をめぐり停戦合意違反を互いに非難。10日間の合意は数日で揺らぎ、耐久性が早くも試されている。
イランのアラグチ外相は、レバノン停戦の10日間、ホルムズ海峡を全商船に完全開放すると表明。原油・LNG輸送の要衝で通航再開期待が広がるが、米国の対イラン封鎖継続で海運正常化の先行きは不透明だ。
ネタニヤフ首相はヒズボラへの攻撃継続と南レバノンの要衝ビントジュベイル掌握が目前だと強調し、安全地帯の強化を軍に指示。レバノンとの直接交渉も並行して進める考えで、停戦圧力下でも強硬姿勢を崩していない】【。
カナダ、日本、英国、オーストラリアなど10カ国は、レバノンでの国連平和維持要員殺害を非難し、戦闘の緊急停止を共同声明で求めた。人道危機と避難民増加への懸念も示した。
ヒズボラのカセム師は、ワシントンで14日に予定されるレバノンとイスラエルの駐米大使会談を「無意味」と批判し中止を要求。レバノン政府は停戦要求の場としたい考えだが、武装解除をめぐる隔たりも鮮明になっている。
イスラエルのネタニヤフ首相は、レバノンとの直接交渉を早期に開始するよう指示した。ヒズボラの武装解除と両国の平和的関係構築を協議の中心に据え、来週開始の見通しも報じられた。
ヒズボラは9日未明、イスラエル北部マナラをロケット弾で攻撃したと表明。北部では警報も鳴り、イラン、米国、イスラエルの停戦後にレバノン戦線への波及が焦点となっている。
イスラエル軍がベイルートや南部レバノン、ベカー高原を空爆し、レバノン当局は少なくとも182人死亡、数百人負傷を確認。米国とイランの停戦合意直後の攻撃で、対ヒズボラ作戦継続の姿勢が鮮明になった。
イスラエル首相府は、トランプ大統領の対イラン攻撃2週間停止方針を支持すると表明。レバノンは対象外で、ヒズボラとの戦闘は継続し、4月10日開始の米イラン協議にも注目が集まる】【。