イスラエル・レバノン停戦枠組み、ヒズボラ拒否で履行不透明に
米国主導の協議でイスラエルとレバノン政府は6月3日に停戦枠組みに合意したが、ヒズボラは4日に拒否。カッツ国防相も攻撃継続と南部撤退見送りを示し、実効性は不透明だ。
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米国主導の協議でイスラエルとレバノン政府は6月3日に停戦枠組みに合意したが、ヒズボラは4日に拒否。カッツ国防相も攻撃継続と南部撤退見送りを示し、実効性は不透明だ。
米国、イスラエル、レバノンはワシントンでの三者会合後、停戦で再合意。ヒズボラの対イスラエル攻撃停止と、レバノン南部リタニ川以南からの撤退が発効条件となる。
レバノンは1日、ヒズボラとイスラエルの間で限定的な敵対行為停止となる「部分停戦」を発表した。イスラエルはベイルート南郊攻撃を控え、ヒズボラは対イスラエル攻撃を停止する。全面停戦ではなく局地的な緊張緩和となる。
イスラエル軍がレバノン南部のボーフォート高地とワディ・サルーキで作戦統制を確立し、リタニ川以北へ地上作戦を拡大。カッツ国防相、ネタニヤフ首相も対ヒズボラ作戦の転換点と強調した。
イスラエル軍は2026年5月27日、レバノン南部の広い範囲を新たに「戦闘地帯」と位置づけ、住民にザフラニ川以北への退避を命令。ヒズボラへの強い武力行使も警告した。
イスラエル軍がレバノンで親イラン武装組織ヒズボラへの攻撃を強化し、空爆は120回超に。ネタニヤフ首相は作戦拡大を表明し、停戦後も続く交戦が一段と激化した。
イスラエルのネタニヤフ首相は5月25日のビデオ声明で、レバノンのシーア派組織ヒズボラへの攻撃強化を表明。イスラエル軍もベカー高原などの関連施設攻撃を発表し、4月の停戦合意後も続く交戦が再び緊迫した情勢。
イスラエル軍がレバノン南部を空爆し、ヒズボラもイスラエル軍部隊や北部ガリラヤの防空拠点を攻撃。米国仲介の45日間停戦延長後も交戦は続いている。
イスラエルとレバノンが米仲介で45日間の停戦延長に合意した翌日、イスラエル軍が南部で大規模空爆。避難勧告やヒズボラの攻撃主張も重なり、停戦の実効性が焦点となっている】【。
ラファエル会長はエルサレムで、アイアンドームがハマスやヒズボラのロケット攻撃に対し約98〜99%の有効性を示したと説明。イランのミサイルも多くを防空網が撃墜し、迎撃ミサイル不足説を否定した。
米国仲介のイスラエル・レバノン停戦は延長後も脆弱で、イスラエル軍は南部やベカー高原への攻撃を継続。レバノン政府の外交協議とヒズボラの拒否が対立した。
イスラエル軍とヒズボラが、4月17日発効の一時停戦をめぐり停戦合意違反を互いに非難。10日間の合意は数日で揺らぎ、耐久性が早くも試されている。
ネタニヤフ首相はヒズボラへの攻撃継続と南レバノンの要衝ビントジュベイル掌握が目前だと強調し、安全地帯の強化を軍に指示。レバノンとの直接交渉も並行して進める考えで、停戦圧力下でも強硬姿勢を崩していない】【。
ヒズボラのカセム師は、ワシントンで14日に予定されるレバノンとイスラエルの駐米大使会談を「無意味」と批判し中止を要求。レバノン政府は停戦要求の場としたい考えだが、武装解除をめぐる隔たりも鮮明になっている。
イスラエルのネタニヤフ首相は、レバノンとの直接交渉を早期に開始するよう指示した。ヒズボラの武装解除と両国の平和的関係構築を協議の中心に据え、来週開始の見通しも報じられた。
ヒズボラは9日未明、イスラエル北部マナラをロケット弾で攻撃したと表明。北部では警報も鳴り、イラン、米国、イスラエルの停戦後にレバノン戦線への波及が焦点となっている。
イスラエル軍がベイルートや南部レバノン、ベカー高原を空爆し、レバノン当局は少なくとも182人死亡、数百人負傷を確認。米国とイランの停戦合意直後の攻撃で、対ヒズボラ作戦継続の姿勢が鮮明になった。
イスラエル首相府は、トランプ大統領の対イラン攻撃2週間停止方針を支持すると表明。レバノンは対象外で、ヒズボラとの戦闘は継続し、4月10日開始の米イラン協議にも注目が集まる】【。
ヒズボラが4月5日、レバノン沖約126キロの海上にいたイスラエル軍艦を巡航ミサイルで攻撃したと発表。命中や被害は確認されていない。
イスラエル軍はベイルート攻撃でヒズボラ南部戦線司令官ハジ・ユセフ・イスマイル・ハシェムを殺害したと発表。ヒズボラも死亡を認め、イスラエル・ヒズボラ戦闘の緊張がさらに高まっている】【。