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FNN、ABEMAなどの主要報道によると、警視庁神田署は4月23日までに、他人名義の健康保険証を使って大阪市内の病院で診療と薬の処方を受けたとして、兵庫県姫路市の住職、廣利輝和容疑者(55)を詐欺容疑で逮捕した。逮捕容疑は2月の1件だが、捜査は約2年間にわたる反復利用の疑いにも及んでいる。
拾得した保険証の反復利用疑い
逮捕容疑は、2月に東京都内の路上で拾ったとされる健康保険証を使い、面識のない男性になりすまして大阪市内の病院で保険診療を受け、薬の処方を受けたというものだ。他人名義で医療サービスと薬の給付を受けた点が、詐欺容疑の中核になっている。
廣利容疑者は大阪や京都などでも同じ保険証を使い、約2年間に約115回の不正受診を繰り返した疑いがある。自身の保険証を持っていなかった趣旨の説明も伝えられており、単発の受診ではなく、継続的ななりすまし受診だった可能性がある。
被害実態の全容と捜査の行方
一方、立件対象がどこまで広がるのか、受診先や薬局の詳細、被害額の内訳などはなお明らかになっていない。被害を受けた保険証の入手経緯や、保険者側がいつ異常を把握したのかといった経過も、今後の捜査の進展を待つ部分が残る。
今後は、約115回とされる不正受診の裏付けがどこまで進むかに加え、追送検の有無や被害総額の算定が焦点となる。氏名表記には「廣利」「広利」の揺れもあり、捜査の進展と公的な整理に合わせて事件の全体像がさらに固まるかが注目される。
