英国スターマー首相、労働党党首退任へ 後任決定まで続投

スターマー英首相、辞任表明 7月9日指名開始の労働党党首選で後継選びへ

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複数の主要報道によると、英国のキア・スターマー首相は6月22日(英国時間)、首相辞任と労働党党首退任の意向を表明し、後任が選ばれるまで首相職にとどまる考えを示した。背景には、5月の英国統一地方選での労働党大敗と、18日投票、19日判明のメイカーフィールド下院補選でアンディ・バーナム氏が勝利し、退陣圧力が一段と強まったことがある。

補選勝利で強まったバーナム氏の存在感

スターマー氏は2024年7月5日に首相に就任した。5月の地方選で労働党が大きく議席を失った後も、しばらくは辞任を否定し、6月中旬のG7関連日程でも続投姿勢を示していた。ただ、地方選は次の総選挙を見据えた重要な民意の試金石と受け止められており、敗北後に党内の不満は一気に広がった。

流れを大きく変えたのが、バーナム氏のメイカーフィールド補選勝利だった。補選前から後継候補として注目されていた同氏は、下院議員としての足場を得たことで、労働党内の支持集めを進める現実的な基盤を得た。主要報道では、バーナム氏が次の労働党党首・首相候補の最有力と位置づけられている。

焦点は党首選と政権移行の段取り

今後は、7月9日に始まる労働党党首選の候補者指名、16日までの締め切り、対立候補の有無、バーナム氏が正式に出馬するかどうかが焦点となる。英国では下院多数派を率いる政党の党首が首相となるため、与党党首選は政権トップを選ぶ手続きと事実上一体になる。

スターマー氏は直ちに首相を退くわけではなく、党首選または権力移行が完了するまで首相職にとどまる。バーナム氏はグレーター・マンチェスター市長を務めてきたが、同市長は下院議員に当選すると自動的に市長職を失う。補選勝利で下院入りした同氏の正式な出馬判断と、他候補の動向が労働党の後継争いを左右する。

参考・出典

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