ガザで停戦の脆さ露呈 イスラエル軍の空爆と砲撃で少女ら6人死亡
2026年3月8日、パレスチナ自治区ガザで続く停戦の脆さが改めて露呈した。ガザ市北部への空爆と中部での戦車砲撃により、保健当局によると少女2人を含む6人が死亡し、少なくとも10人が負傷した。イスラエル軍は一部の攻撃について、部隊近くに爆発物を設置しようとした複数の不審者を狙ったとしているが、民間人被害を伴う交戦はなお止まっていない。
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2026年3月8日、パレスチナ自治区ガザで続く停戦の脆さが改めて露呈した。ガザ市北部への空爆と中部での戦車砲撃により、保健当局によると少女2人を含む6人が死亡し、少なくとも10人が負傷した。イスラエル軍は一部の攻撃について、部隊近くに爆発物を設置しようとした複数の不審者を狙ったとしているが、民間人被害を伴う交戦はなお止まっていない。
イスラエル軍は3月8日未明、レバノン首都ベイルート西部ラウシェ地区のホテルを攻撃し、イラン革命防衛隊の精鋭コッズ部隊幹部を狙った作戦だと発表した。南部や南郊に集中していた攻撃が首都中心部に及び、レバノン保健省がこの1週間の死者を394人とするなか、戦線拡大が一段と鮮明になった。
イスラエル軍によるレバノン各地への攻撃で、死者が5日間で300人に迫った。レバノン保健省は3月7日、2日未明以降の死者が294人、負傷者が1023人に増えたと発表した。南部や東部に加え、首都ベイルート南郊にも攻撃が及び、停戦後もくすぶっていた緊張は一気に段階を変えた。民間人被害の拡大は、レバノン国内の避難と医療対応の逼迫を通じて、地域情勢全体をさらに不安定にしている。
イスラエル軍が7日にテヘランのメヘラバード空港を攻撃対象に加えたことで、対イラン作戦は発射拠点の破壊だけでなく、域内の親イラン武装勢力を支える補給線の遮断へ比重を移しつつある。軍は空港がヒズボラを含む武装組織への武器と資金の移送に使われていたと主張しており、首都の重要インフラそのものを軍事目標とみなす姿勢を鮮明にした。
イスラエル軍は3月5日、対イラン作戦で同国の防空システムの約8割を破壊し、上空で「ほぼ完全な制空権」を確保したと主張した。ザミール参謀総長は動画声明で、弾道ミサイル発射の抑制でも成果が出ていると説明し、作戦は次の段階に入るとの見方を示した。ただ、被害規模や制空状況の大半はイスラエル側の発表であり、独立した検証はなお限られている。
レバノンの首都ベイルート南部郊外で、住民の大規模な退避が現実味を帯びた。3月5日、イスラエル軍は親イラン武装組織ヒズボラの拠点とされるダヒエ地区の住民に対し、直ちに地区から離れるよう求め、攻撃の拡大をにおわせた。
がれきの下に取り残された住民の救出作業が、レバノン東部で続いた。東部バールベックで4日、4階建ての住宅がイスラエル軍の攻撃を受けて崩壊し、少なくとも4人が死亡、6人が負傷したという。現場では家族の安否確認も急がれている。
イランの後継選びを担う宗教機関の関連施設が、軍事作戦の標的になった。現地時間3日、イラン中部コムで「専門家会議」に関わる建物をイスラエル軍が空爆したと、米ニュースサイトのアクシオスがイスラエル国防当局者の話として伝えた。
中東で米国とイスラエルの軍事行動が続くなか、米国の弾薬備蓄を誇示する発信が波紋を広げている。トランプ大統領は米東部時間2日夜(日本時間3日午後)、自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」に、現状の備蓄だけで戦争を長期に続けられるとの趣旨を書き込んだ。
中東で米国とイスラエルの対イラン軍事行動が続くなか、トランプ大統領が「交渉はもう遅い」と突き放す発信をした。米国時間3日(日本時間4日)、自身の交流サイト「トゥルース・ソーシャル」に書き込み、協議を望んでいるとの見方を退けた。
テヘランとベイルート周辺で爆発が相次ぎ、中東の戦線が一段と広がっている。イスラエル軍は3日朝、イラン首都とレバノン首都の双方で航空攻撃を続けていると説明し、狙いはイランの体制中枢と、同国が支援するヒズボラ関連の軍事拠点だとした。
ペルシャ湾の海上輸送が一気に張りつめた。米軍とイスラエル軍によるイランへの軍事攻撃を受け、政府は邦人が関わる船の安否確認を急いでいる。金子恭之国土交通相は3日の閣議後会見で、現地の状況を説明した。
レバノンの首都ベイルート周辺が2日、再び戦火にさらされた。イスラエル軍は同日、レバノン各地で軍事作戦を開始したと発表し、ベイルートもその対象に含まれる可能性が高まっている。背景には、親イラン組織ヒズボラがイスラエル側に対し、ロケット弾や無人機による攻撃を行ったことがある。
中東の軍事的な緊張が一段と高まっている。イスラエル軍は3月1日、イランの弾道ミサイル関連施設と防空拠点を狙う追加の攻撃を始めたと明らかにした。イラン側の反撃も続いており、周辺国を含む被害拡大への警戒が強まっている。
中東での軍事衝突が一段と拡大する中、イラン最高指導者アリ・ハメネイ師の家族に死者が出たとの報道が波紋を広げている。3月1日、イランの複数メディアは娘と娘婿、孫が米国とイスラエルの攻撃で死亡したと伝え、イスラエル軍は革命防衛隊幹部らの殺害を公表した。
中東の軍事衝突が新たな段階に入った。イランの最高指導者アリ・ハメネイ師の死亡について、トランプ大統領が2月28日に自らのSNSで「死亡した」と明らかにし、イラン国営テレビも3月1日、日本時間の朝に死亡を伝えた。米・イスラエルが関与したとされる攻撃の余波は、イランの体制や地域の安全保障に直結する。
ヨルダン川西岸北部のヨルダン渓谷で2月17日、地雷(不発弾を含む爆発物)による事故でパレスチナ人の少年が死亡した。英アシャルク・アウサトによると、イスラエル軍駐屯地の近くで起き、イスラエル国防省側も死亡を確認したという。
停戦下でも衝突が収まらないガザで、緊張が改めて強まっている。イスラエル軍は2月9日、ガザ南部ラファで地下トンネルから出て兵士に発砲した武装勢力4人を殺害したと発表した。昨年10月に米国が後押しした停戦合意に対する「明白な違反」で、「極めて重大」だと位置づけた。
ガザ地区で1月31日、イスラエル軍の空爆が各地に広がり、救助に当たるガザの民間防衛機関は子どもを含む32人が死亡したと発表した。昨年10月に停戦が発効して以降も死者が積み上がり、合意の持続性そのものが揺らいでいる。
イスラエルがガザ南部ラファの一部を更地化し、入口に監視技術や顔認識を備えたパレスチナ人向けの大規模キャンプを整備する構想が浮上した。現地時間27日、イスラエル軍の顧問を務める退役将官が計画の骨格を明かし、戦闘後のガザ統治と住民管理のあり方を巡る新たな火種となっている。