日本政府、英要請でアビガン提供 MVホンディウス接触者の発症予防目的として使用
厚生労働省は18日、クルーズ船「MVホンディウス」でのハンタウイルス感染症の発生を受け、日本政府が保有するファビピラビル(アビガン)を英国へ提供したと発表した。英国からの要請に応じた措置で、ハンタウイルス感染症の患者等との接触者の発症予防に使う目的だ。提供は英国時間15日に行われ、数量は公表していない。
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厚生労働省は18日、クルーズ船「MVホンディウス」でのハンタウイルス感染症の発生を受け、日本政府が保有するファビピラビル(アビガン)を英国へ提供したと発表した。英国からの要請に応じた措置で、ハンタウイルス感染症の患者等との接触者の発症予防に使う目的だ。提供は英国時間15日に行われ、数量は公表していない。
世界保健機関(WHO)は5月7日、MVホンディウス号に関連してハンタウイルス感染症の症例が8例報告され、このうち5例が確認されたと公表した。3人が死亡している。テドロス事務局長は「深刻な事案」と位置づける一方、現時点で公衆衛生上の全体リスクは低いと評価した。ただ、潜伏期間の長さから、今後さらに症例が報告される可能性があるとしている。
複数の主要メディアが5月3日に伝えたWHOの説明では、大西洋上を航行していたクルーズ船でハンタウイルス感染症の検査確定1例と疑い5例があり、関連する6人のうち3人が死亡した。船はOceanwide Expeditionsが運航するm/v Hondiusで、同社も同日、「深刻な医療事案」が起きていると公表した。