Googleがポスト量子暗号への移行加速 Android 17に量子耐性署名
Googleは25日、量子計算の進展で既存の公開鍵暗号が脅かされるとして、ポスト量子暗号への多年度移行を急ぐ方針を示した。Google Security Blogによると、Android 17の起動検証に量子耐性のある署名方式を組み込み、鍵管理やアプリ署名運用でも対応を進める。研究段階の議論にとどまらず、実際の製品基盤の更新として打ち出した形だ。
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Googleは25日、量子計算の進展で既存の公開鍵暗号が脅かされるとして、ポスト量子暗号への多年度移行を急ぐ方針を示した。Google Security Blogによると、Android 17の起動検証に量子耐性のある署名方式を組み込み、鍵管理やアプリ署名運用でも対応を進める。研究段階の議論にとどまらず、実際の製品基盤の更新として打ち出した形だ。
大西洋をまたぐ通信を「量子計算機でも破られにくい暗号」で守れるかが、机上の議論から実運用の検証段階に入った。英Colt Technology Servicesは現地時間1月15日(日本時間1月16日)、量子コンピューティングがもたらす暗号リスクを想定した世界初の大西洋横断試験を完了したと発表した。企業のクラウド利用やAI処理が増えるほど国際回線の重要度は上がり、通信中データの耐量子化は避けて通れな…
会議室で配られた資料に、1つの年が太字で記されていた。2035年。内閣官房国家サイバー統括室は2025年11月20日、政府機関が利用する暗号を量子コンピューター時代に備えた「耐量子計算機暗号(PQC)」へ切り替える方針の中間とりまとめを公表し、その期限としてこの年を掲げた。静かに見える数字の裏で、国の情報インフラを作り替える長い作業が動き始めている。
夜明け前のチャットの着信音は変わらないが、見えないところで歯車が一段深く噛み合った。暗号化メッセンジャーのSignalが2025年10月2日、量子計算機時代を見据えた新機構「Sparse Post‑Quantum Ratchet(SPQR)」の導入を発表した。既存の暗号鍵更新に新たな歯車を重ねる「トリプルラチェット」へ進化し、将来の量子攻撃に備えつつ現在の安全性と使い心地を守る狙いがある。