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フランス、再処理ウランをロシアへ輸出 戦時下で倫理性に再び疑問の声

フランス、再処理ウランをロシアへ輸出 戦時下で倫理性に再び疑問の声

クレーンの音に合わせ、放射性物質のラベルを貼ったコンテナが次々と甲板へ移される。15日、仏北部ダンケルクの岸壁で、グリーンピースのメンバーがその一部始終を記録した。翌16日、同団体は「フランスが再処理ウランをロシアに輸出し、再利用可能にしている」と発表。違法ではないが「非道徳的だ」とする批判は、戦時下の原子力取引をめぐる論点をあらためて浮かび上がらせた。

米財務省、ロシア石油大手ルクオイルの資産売却で直接交渉を容認 代金はエスクローへ

米財務省、ロシア石油大手ルクオイルの資産売却で直接交渉を容認 代金はエスクローへ

米財務省が14日、ロシアの石油大手ルクオイルの海外資産売却を巡り、買い手候補が同社と直接協議することを認めた。代金は制裁下で同社が触れないエスクロー口座(売買代金を一時預ける仕組み)に置く条件だ。直前にはブルガリア政府がブルガスの製油所を国家管理に踏み切り、制裁とエネルギー供給の綱引きが一段深まった。

ゼレンスキー大統領、国営エネルギー企業経営陣を一新 財務監査で改革へ

ゼレンスキー大統領、国営エネルギー企業経営陣を一新 財務監査で改革へ

ゼレンスキー大統領が2025年11月16日、国営エネルギー企業の経営陣を入れ替え、財務の徹底監査とともに「抜本的な改革」に踏み出すと表明した。ロシアの攻撃で停電が続く最中、汚職疑惑を受けて12日に法相とエネルギー相が辞任した直後の発表だ。信頼回復と電力の安定供給を同時に進める構えを示した。

静かに変わる戦場の輪郭 ウクライナ国産「ロング・ネプチューン」でロシア領を初撃破

静かに変わる戦場の輪郭 ウクライナ国産「ロング・ネプチューン」でロシア領を初撃破

ゼレンスキー大統領が14日、夜間に国産の長距離巡航ミサイル「ロング・ネプチューン」をロシア領内の標的に使用し成功したと明らかにした。成功率は上がっていると述べ、継続するロシアの攻撃への正当な対応だと位置づけた。標的は非公表だが、国産長距離兵器の運用が進む節目となる。

ロシア南部ノボロシースクの石油備蓄基地が無人機攻撃で損傷、原油先物が急騰

ロシア南部ノボロシースクの石油備蓄基地が無人機攻撃で損傷、原油先物が急騰

先物板が一気に買いで埋まり、原油相場が跳ねた。2025年11月14日朝、ロシア南部ノボロシースクの石油備蓄基地が無人機攻撃で損傷したとの報が伝わると、アジア時間の序盤で原油先物はそろって上昇した。地政学リスクが実需の論理を上回る局面で、相場は「供給の不確実さ」を価格に織り込んだ格好だ。

木原稔官房長官が非核三原則堅持を明言、改定議論で基軸を先に固定

木原稔官房長官が非核三原則堅持を明言、改定議論で基軸を先に固定

木原稔官房長官が12日午前の会見で、非核三原則を政策上の方針として堅持すると明言した。安全保障関連3文書の改定議論が加速する中、政府の「核に関する基軸」を先に固定した格好だ。あわせて、ロシアが日本人30人の入国を禁止した対抗措置に抗議したと述べ、対露対応では国際社会との連携を続ける姿勢を示した。改定の具体像は「予断を控える」と述べ、議論の枠と順序を整える構図が見えてきた。

ロシアの無人機・ミサイル攻撃でウクライナ首都や東部で停電、死者3人

ロシアの無人機・ミサイル攻撃でウクライナ首都や東部で停電、死者3人

発電所の警報音が鳴りやまぬうちに、被害の報が各地から重なった。2025年11月8日未明、ロシアの無人機とミサイルがウクライナのエネルギー施設を集中して攻撃し、少なくとも3人が死亡。首都や東部で停電が相次ぎ、水や暖房の供給にも影響が広がった。冬を前に、生活の基盤を狙う圧力が再び強まっている。

米陸軍、100万機ドローン計画へ 「使い捨て発想」で転換示す

米陸軍、100万機ドローン計画へ 「使い捨て発想」で転換示す

電話口で数を区切るように示したのは、米陸軍のダニエル・ドリスコル長官だ。陸軍は今後2〜3年で少なくとも100万機のドローンを調達し、その後も年50万〜数百万機の規模に拡大する見通しを明らかにした。ウクライナとロシアの戦場で前例のない投入が続く中、同軍は「精巧な装備」から使い捨て前提の発想へと舵を切る。大量調達は負荷が大きいが、実行可能だと長官は強調した。

安全保障会議で指示 プーチン大統領、核実験再開の是非を協議

安全保障会議で指示 プーチン大統領、核実験再開の是非を協議

ロシアのプーチン大統領が2025年11月5日、安全保障会議で核兵器実験の可能性を検討する提案の起草を政府高官に指示した。先週のトランプ米大統領の「実験再開」発言に呼応する形で、核抑止を巡る駆け引きが一段と緊張を帯びた。ロシアは包括的核実験禁止条約の義務を遵守してきたと強調しつつ、他国が踏み切れば対応する選択肢を残した。

ポクロウシク攻防でロシアが前進主張、東部均衡に影響懸念

ポクロウシク攻防でロシアが前進主張、東部均衡に影響懸念

砲煙の向こうで街の輪郭がぼやける。ドネツク州ポクロウシクを巡る攻防は2025年11月3日もやまず、ロシア側は前進を主張し、ウクライナ側は包囲を否定した。北方ドブロピリャ周辺への兵力集結も伝えられ、前線は刻々と色を変える。要衝の行方は、東部全体の均衡を左右しかねない局面に差し掛かっている。

米、安保理に制裁強化要求 北朝鮮産資源の不正取引巡り緊張

米、安保理に制裁強化要求 北朝鮮産資源の不正取引巡り緊張

ニューヨークの薄曇りの空の下、国連本部の静けさに小さな波紋が広がっている。アメリカのトランプ政権が、国連安全保障理事会の北朝鮮制裁委員会に対し、制裁決議違反の疑いがある船舶への措置強化を近く要請する方針だと判明した。対象は北朝鮮産の石炭や鉄鉱石を中国へ違法に輸出した疑いの7隻。委員会は全会一致で決するため、中国やロシアの出方次第で行方は不透明なままである。

黒海の炎、トゥアプセ港を襲う――ウクライナ無人機がロシア石油ターミナルを攻撃

黒海の炎、トゥアプセ港を襲う――ウクライナ無人機がロシア石油ターミナルを攻撃

黒海の夜が炎で脈打った。2025年11月2日未明、ロシア南部クラスノダール地方のトゥアプセ港で、ウクライナの無人機攻撃により主要石油ターミナルのタンカーと施設が損傷・出火した。地域当局は甲板上部構造の損傷と乗組員の避難を明らかにし、ターミナル建物などのインフラ被害にも言及した。稼働状況は不明である。

トランプ米大統領がトマホーク供与検討を否定、停戦仲介と抑止で均衡を突きつける

トランプ米大統領がトマホーク供与検討を否定、停戦仲介と抑止で均衡を突きつける

機上の一言が揺らぐ。トランプ米大統領は2025年11月3日、大統領専用機内で記者団に対し、ウクライナへの巡航ミサイル「トマホーク」供与の検討について「していない」と述べた。10月には可能性をにおわせてロシアを牽制したが、発言は慎重姿勢へと収斂しつつある。長射程兵器の扱いが、停戦仲介と抑止の双方で難しい均衡を突きつけている。

国営インド石油(IOC)、米制裁圧力下でロシア原油調達再開か

国営インド石油(IOC)、米制裁圧力下でロシア原油調達再開か

インドの国営インド石油(IOC)が、制裁対象外の取引相手からロシア産原油5カーゴ(12月到着分)を調達したことが31日、複数の取引筋で分かった。米国がロスネフチとルクオイルへの制裁を強化し、インドに購入停止を迫る中でも、IOCは規制順守の枠内で調達を再開したとみられる。現時点で確認されている範囲では、同社はコメントしていない。

ロシア外務省が日本に警告 平和条約再開は「対ロ姿勢の転換次第」

ロシア外務省が日本に警告 平和条約再開は「対ロ姿勢の転換次第」

ロシア外務省のザハロワ報道官は2025年10月30日、日本との平和条約協議の再開は、日本がいわゆる「反ロシア」路線を放棄した場合に限られるとの見解を示した。日露は第二次世界大戦の正式な終結をめぐる平和条約をいまだ締結しておらず、北方領土問題が長年の焦点となっている。

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