高市早苗首相が集会に初出席、金正恩氏との会談を呼びかけ 拉致被害者帰国を最優先に
冷たい風が吹き抜ける東京の会場に、青いバッジと横断幕が揺れた。2025年11月3日、高市早苗首相が北朝鮮による拉致被害者の帰国を求める国民大集会に初めて出席し、金正恩総書記との首脳会談を既に呼び掛けたと明らかにした。長く続いた膠着に風穴を開ける意思を、政権の最優先課題として前面に押し出した構図が浮かぶ。
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冷たい風が吹き抜ける東京の会場に、青いバッジと横断幕が揺れた。2025年11月3日、高市早苗首相が北朝鮮による拉致被害者の帰国を求める国民大集会に初めて出席し、金正恩総書記との首脳会談を既に呼び掛けたと明らかにした。長く続いた膠着に風穴を開ける意思を、政権の最優先課題として前面に押し出した構図が浮かぶ。
高市早苗首相は30日、韓国での多国間日程に合わせ、日韓関係の安定的発展を見据えた首脳外交を進める構えを強めている。現時点で確認されている範囲では、所信表明で近隣外交と安全保障協力の重視を明確にし、北朝鮮対応や拉致問題も主要な議題となる見通しだ。なお今年は国交正常化から60年の節目でもあり、節度ある関係構築が問われている。
アジア歴訪中のドナルド・トランプ米大統領は29日、韓国滞在先で北朝鮮の金正恩総書記と今回は会わないと明言した。会談の可否をめぐる憶測が先行していたが、日程は折り合わず。朝鮮半島の緊張が高まるなか、対話の扉を閉ざさずに距離を取る判断が、次の一手を測る静かな合図にも見える。
黄海を渡る風が冷える頃、北朝鮮の発射台から白い軌跡が伸びた。朝鮮中央通信は29日、同国が28日に西側海上で巡航ミサイルの発射実験を行ったと伝えた。韓国軍は同日午後の飛翔体を探知したと明らかにし、詳細分析を進めている。翌29日、アジア歴訪中のトランプ米大統領は機内で北朝鮮との対話の可能性に言及した。発射と往来が重なる中、地域の安全保障に何が起きているのかが浮かぶ。
薄暗い機内でエンジン音が低く響くなか、トランプ米大統領が思わせぶりな一言を投げた。10月27日、マレーシアから日本へ向かう機中で、北朝鮮の金正恩総書記との会談に応じる用意があると語り、アジア歴訪の延長にも言及した。電撃再会の可能性は、北東アジアの空気を微妙に揺らしている。
秋の空気が澄む東京に、米国の大統領専用機が近づいている。トランプ米大統領の来日は2025年10月27日から29日までと発表され、皇居や官邸周辺では受け入れ態勢が静かに整う。一方で、北朝鮮による日本人拉致被害者家族との面会は流動的だ。複数の政府関係者が「慎重姿勢」を示していると語り、訪韓時の金正恩氏との会談観測と相まって、対北朝鮮へのシグナルが読み解かれる局面に入ったと映る。
官邸の午後、静かな往来に緊張が走った。北朝鮮による拉致被害者家族と首相の面会が23日に行われたとの情報が広がり、解決への歩みが再び焦点に浮かぶ。政府の公的情報は現時点で未確認だが、首脳対話を含む突破口探しが加速する可能性があると映る。
冷たい風が走る平壌郊外で、夜空を裂く光が北東へ伸びた。朝鮮中央通信は23日、北朝鮮が22日に極超音速弾を用いた「最先端兵器システム」の実験に成功したと伝えた。抑止力強化を掲げる主張は、来週のアジア太平洋経済協力会議を前に地域の空気を一段と緊張させている。
22日朝、北朝鮮が弾道ミサイルを発射した。日本政府関係者によれば、飛翔体は朝鮮半島東側近海の日本海に落下した模様で、日本への影響はないものとみられる。詳細は分析中で、政府は情報収集と警戒監視を急いでいる。足元の安全保障環境の緊張があらためて浮かぶ一報である。
秋の夜気が色濃く残る平壌・金日成広場に、巨体の車列が音を立てて滑り込んだ。朝鮮労働党創建80年を祝う軍事パレードは10日夜に始まり、翌11日に国営メディアが「火星20」と名付けた新型ICBMの公開を伝えた。式典には中国・李強首相、ロシア・メドベージェフ前大統領、ベトナム・トー・ラム書記長らが顔をそろえ、北朝鮮の内外発信が重なる場となった。金正恩総書記は演説で「海外で活動する兵士」を励まし、対外関与…
採用担当の画面に届く完璧な履歴書。整った顔写真と輝く実績は、生成AIが磨き上げた「仮面」だった。北朝鮮のIT要員が身分を偽り、米ITや金融の現場に潜り込む動きが広がっている。資金は体制の核・ミサイル開発へと注がれ、企業の機密も狙われる。各国当局は押収や摘発を強め、日米韓は連携を固めつつあるが、現場の油断は命取りになると映る。
北朝鮮の金正恩総書記が、韓国で進む米軍の軍備増強に対抗し「特殊資産」を主要目標に向けて配備したと発言した。2025年10月5日に国営通信が伝え、前日開幕の兵器展示会での演説での言及である。9月には日米韓が共同訓練を重ねており、抑止と示威がせめぎ合う構図が濃くなっている。
北朝鮮の外務次官キム・ソンギョンが国連総会で「われわれは核を絶対に手放さない」と演説し、非核化要求を主権と生存権の放棄に等しいと断じた。日米韓の共同訓練を名指しで批判し、抑止力強化が「力の均衡」を保つと主張した。朝鮮半島の緊張は下がらず、対話の糸口は示されつつも、根本の溝は依然として深い構図である。
中国の王毅外相が平壌と肩を並べる姿勢をあらためて示した。2025年9月28日、訪中中の北朝鮮の崔善姫外相と北京で会談し、国際・地域の課題で協力し「覇権」に対抗する意志を強調した。翌29日には北朝鮮の国営通信が「様々な問題で完全に合意」と伝え、関係強化の合図はより濃くなった。米中の角逐が長引くなか、中朝の歩調がどこまで揃うのかが焦点となる。