安全保障関連3文書改定の政府有識者会議、非核三原則をめぐる賛否が秋の提言論点に浮上
政府の有識者会議で、安全保障関連3文書の改定論議を巡り非核三原則の扱いが論点に。見直し論と維持論、議題化への慎重論が交錯し、政府提言に議論が盛り込まれる見通し。
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政府の有識者会議で、安全保障関連3文書の改定論議を巡り非核三原則の扱いが論点に。見直し論と維持論、議題化への慎重論が交錯し、政府提言に議論が盛り込まれる見通し。
自民党の政府向け提言原案は、2026年内改定の安全保障関連3文書に向け、防空強化や長期の継戦能力、反撃能力の底上げを前面に打ち出した。防衛費の数値目標や財源、非核三原則の見直しは示さず、ロシアのウクライナ侵攻後の戦場変化への備えを重視した。
日本政府が反撃能力の新たな手段として、民生品を活用した低コスト型誘導弾の開発を検討。射程1000キロ超を視野に、攻撃型無人機との連携も想定し、安全保障関連3文書への反映を目指す。
太平洋の海空域での緊張を受け、政府は2026年改定の安全保障3文書に「太平洋の防衛強化」を柱に据える方針を固めた。自衛隊が長期間・広域で継続的に活動できるよう、港湾や滑走路の整備や警戒監視レーダー網の強化を位置付け、日米の抑止・対処力を底上げする狙いだ。
木原稔官房長官は12日、非核三原則を政策上の方針として堅持すると表明。安全保障関連3文書の改定議論が加速する中、政府は核に関する基軸を先に固定し、ロシアの日本人30人入国禁止に抗議、対露対応は国際社会と連携して進めるとし、改定の具体像は予断を控えると述べた。