米政府機関が一部閉鎖、つなぎ予算失効 下院採決遅れで空白生じる
米連邦政府の「つなぎ予算」が米東部時間31日午前0時(日本時間31日午後)に失効し、政府機関の一部が閉鎖に入った。上院は30日に予算案を可決しているが、休会中の下院の採決が週明けとなり、手続きの遅れが空白を生んだ形だ。もっとも、下院が2日に採決する見通しで、閉鎖は短期で収束する公算が大きい。
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米連邦政府の「つなぎ予算」が米東部時間31日午前0時(日本時間31日午後)に失効し、政府機関の一部が閉鎖に入った。上院は30日に予算案を可決しているが、休会中の下院の採決が週明けとなり、手続きの遅れが空白を生んだ形だ。もっとも、下院が2日に採決する見通しで、閉鎖は短期で収束する公算が大きい。
政府機関の閉鎖が15日目に入り、無給で勤務を続ける航空管制官への重圧が強まっている。全米の空港では病欠が相次ぎ、遅延は数千件にのぼったとみられる。主要航空各社を束ねる業界団体は閉鎖の早期終結を公に求め、現場では「最初のゼロ賃金」が到来する時期を見据えて不安が広がっている。空の安全を支える人々の持久力を、政治の停滞が試している構図である。
政府機関の一部閉鎖が長引くなか、トランプ米大統領が記者団に「民主党のカミカゼのようだ」と語り、対立の緊張を一段と引き上げた。上院ではつなぎ予算案の否決が5度に及び、妥協の糸口は見えない。争点は医療保険の補助金延長である。強い言葉の裏にある計算と、年末へ向けて膨らむ政治リスクを見渡したい。
ニューヨークの取引所に電光掲示が瞬き、静かに一日を締めくくった時間帯。AI関連の思惑が市場全体を押し上げ、S&P500とナスダック総合が終値で史上最高値を更新した。一方で政府機関閉鎖は6日目に入り、経済指標の空白が投資家の視線を揺らしている。熱と不安が同居する中、AMDの急騰が象徴するように、次の主役は半導体とみられる。
米連邦政府の資金手当てが難航し、政府機関の一部停止が現実味を帯びている。バンス副大統領は、政府は閉鎖に向かっているとの認識を示し、責任は民主党にあると主張した。節目は2025年10月1日だ。市場や家計に波紋が広がるかどうか、残された時間はわずかである。