イランが戦時下に国内弾圧強化 21人死刑執行と国連人権高弁警告
国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)によると、ボルカー・ターク国連人権高等弁務官は2026年4月29日、2月下旬に始まった戦争以降、イランで少なくとも21人が死刑執行され、4000人超が国家安全保障関連の容疑で拘束されたと警告した。対外戦争の下で、国内の統制と弾圧が一段と強まっている実態を示す数字だ。
本ページでは「死刑執行」をテーマとした記事を一覧で掲載しています。
国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)によると、ボルカー・ターク国連人権高等弁務官は2026年4月29日、2月下旬に始まった戦争以降、イランで少なくとも21人が死刑執行され、4000人超が国家安全保障関連の容疑で拘束されたと警告した。対外戦争の下で、国内の統制と弾圧が一段と強まっている実態を示す数字だ。
イラン司法府系メディアのミザン通信によると、司法当局は3月18日、イスラエルのためにスパイ活動をした罪で有罪判決を受けた男の死刑を執行した。イスラエルと米国による対イラン攻撃が続く中で、今回の紛争が始まって以降、死刑執行の公表が確認されるのは初めてである。
隔離政策の下で「ハンセン病患者」とされた男性が、療養所内の特別法廷で裁かれ死刑を言い渡され、のちに刑が執行された「菊池事件」をめぐり、裁判のやり直しは認められなかった。熊本地裁は1月28日、第4次再審請求を棄却し、違憲とされた隔離法廷の手続きが、再審開始の扉を開くかが焦点となっていた構図に区切りがついた。