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SpaceXAI(旧xAI)は7月8日付で、AIモデル「Grok 4.5」を公開した。コーディング、エージェント型タスク、ナレッジワーク向けの最上位モデルと位置付け、API、Grok Build、Cursorなど開発者向け環境で提供を始めた。
開発者向けに示した料金と提供先
Grok 4.5の料金は、入力100万トークン当たり2ドル、出力100万トークン当たり6ドルに設定された。トークンはAIが文章を処理する際の細かな単位で、入力は利用者が与える文章やコード、出力はモデルが返す回答や生成物に当たる。
SpaceXAIは、Grok 4.5を科学、工学、数学を含むデータセットで学習させ、米メンフィスのデータセンター群で訓練したとしている。訓練には数万基規模のNVIDIA GB300 GPUを使った。GPUはAIの学習計算を担う中核部品で、大規模モデルの性能や開発速度を左右する。
提供先にはAPI、Grok Build、Cursor、Word・PowerPoint・Excelの各アドインが含まれる。Grok 4.5はGrok Buildのデフォルトモデルとされ、コード作成や自律的に手順を進める作業での利用を想定した設計が前面に出ている。Cursorとは並行して訓練したとしており、開発環境との連携を重視した投入となる。
公表ベンチマークと地域別の提供状況
同社が公表したベンチマークでは、Grok 4.5はDeepSWE 1.0で62.0%、SWE Marathonで29.0%、Terminal Bench 2.1で83.3%、SWE Bench Proで64.7%を記録した。これらはxAIが示した性能指標であり、コーディングやソフトウェア開発関連の作業能力を測る材料として提示されている。
一方、欧州連合(EU)では、SpaceXAI製品およびAPIコンソールでまだGrok 4.5を利用できない。SpaceXAIはEU向けの提供を7月中に見込んでいる。日本では、EUのような地域制限は示されておらず、利用開始時期に地域差を伴う公開となった。
