理研など、腸の制御性T細胞を体内で増やす経路をマウス実験で確認 Thetis細胞に着目
理化学研究所などの研究チームが、腸内で過剰な免疫反応を抑える制御性T細胞を体内で増やす仕組みをマウスで解明。外から細胞を補うのではなく上流の免疫細胞を調節し、食物アレルギーや炎症性腸疾患の理解に期待が高まる。
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理化学研究所などの研究チームが、腸内で過剰な免疫反応を抑える制御性T細胞を体内で増やす仕組みをマウスで解明。外から細胞を補うのではなく上流の免疫細胞を調節し、食物アレルギーや炎症性腸疾患の理解に期待が高まる。
理化学研究所は、AIを用いた科学研究向け新スーパーコンピュータの名称を「理究」に決定。一般公募で選ばれ、原理や法則を究める意味を込めた。富岳との連携も視野に、基盤モデル開発を進める。
理化学研究所の創発物性科学研究センターなどの国際共同研究グループは、光の進行方向だけで反強磁性体のドメイン情報を書き換え、弱い光で読み出すことに成功。光だけで情報を保持・読み出す全光学的メモリーの原理実証を示した。
早稲田大学、理化学研究所、シンガポール国立大学の研究グループが、光パルス1回の反射で光と原子を結ぶ「制御変位ゲート」の理論手法を提案。量子コンピュータ向けに操作時間短縮と誤り率低減を狙う。
理化学研究所は新型国産量子コンピュータ「叡-II」の運用を開始。量子計算クラウドを通じ研究機関や企業がインターネット経由で外部利用でき、初号機「叡」単独時に生じていた保守・点検の停止を補って国内の量子計算基盤の安定提供と体制づくりが一段と進む。
千葉大学と理化学研究所は、iPS由来NKT細胞(iPS-NKT細胞)を「作り置き」して供給する治療の現実味が増し、再発・進行頭頸部がんを対象とした第Ⅰ相医師主導治験で安全性と治療効果の兆候を確認したと発表。成果はNature Communicationsに掲載。
生成AIの拡大で研究開発の計算需要が急増し、科学の進め方が計算基盤の整備速度に左右される中、理化学研究所は2030年稼働を目指すスーパーコンピュータ「富岳NEXT」を前倒しで構築し、AI for Scienceを支える国家級計算インフラの整備に動き出した。
理化学研究所と九州大のマウス実験で、神経細胞ではなく神経を支えるアストロサイト(星状膠細胞)が、恐怖体験の記憶を長期化する「目印」として機能することが示された。成果は英科学誌Natureに2025年10月15日付で掲載。脳の記憶メカニズム解明や精神疾患の治療研究への示唆を与える。
理化学研究所とカロリンスカ研究所の国際チームが、マウスの脳から採取した神経細胞の観察で、アルツハイマー病の新たな治療標的となる細胞表面受容体タンパク質を発見。受容体に結合する物質を薬として設計すれば、安全で実用的な治療薬開発につながる可能性がある。
理化学研究所・齊藤隆らは東京大学医科学研究所、滋賀医科大と共同でヒト酵素TMPRSS2を標的とするモノクローナル抗体を開発。ウイルス侵入の“細胞側スイッチ”を断ち、動物で多様な変異株の感染を抑制、変異に強い新たな治療法の可能性を示した。臨床応用に期待。