中国の重希土類輸出、日本向け低迷続く 磁石材料の調達不安が5月もなお解けず
中国税関データを基にした報道によると、2026年5月も中国から日本向けの重希土類輸出は低水準にとどまった。レアアース磁石に使われるテルビウム酸化物とジスプロシウム酸化物の出荷は途絶えた状態が続き、イットリウム酸化物もごく少量に限られた。日本の重要鉱物調達をめぐる不安は、5月時点でも解消していない。
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中国税関データを基にした報道によると、2026年5月も中国から日本向けの重希土類輸出は低水準にとどまった。レアアース磁石に使われるテルビウム酸化物とジスプロシウム酸化物の出荷は途絶えた状態が続き、イットリウム酸化物もごく少量に限られた。日本の重要鉱物調達をめぐる不安は、5月時点でも解消していない。
白い粉体を収めたドラム缶が静かに並ぶ港の岸壁に、新しい供給網の輪郭が浮かぶ。双日は2025年10月30日、オーストラリア由来のレアアースの輸入を始めたと発表した。西豪州マウント・ウェルドの鉱石をマレーシアで分離・精錬した製品で、同社調べで日本向け輸入の初事例とされる。電動化の基盤素材を巡る地図が書き換わり始めている。