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ロイターなどの報道によると、カナダのマクギンティ国防相は25日(日本時間)、日英伊が進める次期戦闘機開発計画「GCAP」について、東京で24日(同)に行われた小泉進次郎防衛相との会談で説明を受け、「有望な取り組み」と評価した。会談で得た情報は持ち帰って検討する考えも示しており、日加の防衛協力拡大の中でGCAPが具体的な関心対象として浮上している。
装備・技術協力の拡大を確認
日本防衛省によると、小泉氏とマクギンティ氏の会談は24日に約60分間行われた。小泉氏は、4月の防衛装備移転三原則と運用指針の見直しに対するカナダの支持に謝意を示した。
両氏は、日加防衛装備品・技術移転協定の最近の発効を歓迎し、これを踏まえて新たな防衛装備・技術協力案件の創出に向けた協議を続けることで一致した。防衛装備移転三原則は、日本が防衛装備を海外に移す際の基本ルールであり、見直しは共同開発や国際協力の幅を広げる意味を持つ。
カナダ国防省は、マクギンティ氏が6月22〜25日に訪日し、日本との防衛関係の前進、経済的結び付きの強化、防衛産業協力の促進を図ると事前に発表していた。今回のGCAPへの言及は、単なる安全保障対話ではなく、防衛産業や技術協力を広げる流れの中で出てきたものだ。
3月会談から続く協業加速
小泉氏とマクギンティ氏は3月6日にも会談している。この際には、地域情勢をめぐる意見交換に加え、防衛産業戦略の紹介を踏まえ、防衛産業間の協業推進に向けた調整を加速させることで一致していた。
今回の動きは、その積み上げの延長線上にある。もっとも、現段階で確認できるのは、カナダ側がGCAPに関心を示し、説明を受けたという段階までである。参加形態や正式な関与の有無、検討日程などの詳細は明らかにされていない。
