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イラン革命防衛隊は現地時間2026年7月18日、ホルムズ海峡南側でタンカー2隻が機雷原に入り爆発・炎上したと主張した。米中央軍は「虚偽」と否定した。革命防衛隊は20日にも類似の主張を発表したが、2件の関係は不明だ。
18日の主張を米中央軍が否定
革命防衛隊は18日の声明で、タンカー2隻が米情報機関に欺かれ、機雷が敷設された南側ルートを通過しようとして爆発し、大規模な火災が起きたと主張した。船名や旗国、積み荷、現在位置、乗組員の安否は明らかにしていない。
米中央軍はSNSで「革命防衛隊の多くの主張と同様、これは虚偽だ」と投稿した。ただし、爆発の有無や原因、米側の関与など、どの要素を個別に否定したかは詳述していない。
20日にも類似主張、2件の関係は不明
革命防衛隊は現地時間20日、新たな声明で、米軍に促されて南側の「安全でない」航路を通航しようとしたタンカー2隻が爆発し、航行不能になったと主張した。
この発表でも船名や旗国、乗組員の情報は示されていない。18日の声明で主張した船舶や事案と同じものを指すのか、新たな事案なのかも明らかにしていない。
同日、英国海運貿易オペレーションズ(UKMTO)は、オマーン北端クムザールの北西約8海里で船舶が火災を起こしているとの報告を受けたと公表した。火災の原因は確認されておらず、革命防衛隊の主張との関連も示されていない。
南側航路を巡り続く緊張
米中央軍は4月11日、ホルムズ海峡で機雷除去に向けた活動を開始し、新たな安全航路を設ける方針を発表した。米側はオマーン寄りの南側航路を保護しようとしている一方、イランは自国が認めていない航路の通航を問題視している。
AP通信は現地時間7月17日、オマーン寄りの航路を航行していた別のタンカーが攻撃を受け、軽微な損傷を負ったと伝えた。乗組員に負傷者はいなかった。この事案と、革命防衛隊が18日と20日に主張したタンカー爆発との関係は確認されていない。
現地時間7月20日時点で、革命防衛隊が主張する2件のタンカー爆発には、船舶を特定できる情報や独立した裏付けがない。18日の主張は米中央軍が否定しており、20日の主張と同日に報告された船舶火災との関連も確定していない。
