レバノン南部でイスラエル軍空爆、少なくとも13人死亡 停戦後も応酬

レバノン南部でイスラエル軍空爆、少なくとも13人死亡 停戦後も応酬

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レバノン治安当局筋によると、10日、レバノン南部でイスラエル軍の空爆があり、少なくとも13人が死亡した。国営通信は、死者のうち9人が沿岸都市ティルス東方のデイル・デッバ村で出たと伝えている。イスラエルが親イラン武装組織ヒズボラへの攻勢を続ける一方、ヒズボラ側も同日、南部でイスラエル軍に対する新たな攻撃を行ったと主張しており、4日に示された停戦枠組みの後も、大きな死傷を伴う応酬が続いている。

停戦枠組み後も止まらない戦闘

米国、イスラエル、レバノンは4日、共同声明として新たな停戦枠組みを示した。条件には、ヒズボラによるイスラエルへの攻撃停止と、リタニ川以南からの要員撤収が含まれていた。国境に近い一帯から戦闘員を遠ざけ、越境攻撃と報復の連鎖を抑える狙いがある。

ヒズボラはこの枠組みを拒否し、イスラエル軍のレバノンからの完全撤退を求めている。つまり、攻撃停止を先に求める枠組みに対し、ヒズボラ側は撤退を前提条件にしている構図だ。

停戦枠組みの提示後も、現地の戦闘は収まっていない。6日にもレバノン南部でイスラエルの空爆があり、レバノン軍関係者3人を含む9人が死亡したと報じられている。さらに11日には、イスラエル軍がレバノンからの発射体2発が南部で作戦中の部隊付近に落下したと発表した。10日の空爆で再び2桁の死者が出たことで、枠組みの実効性は厳しく問われている。

死者内訳と攻撃主張の確認が続く

10日の空爆では、死者の身元内訳や民間人と戦闘員の区分、具体的な標的、地点ごとの被害規模はなお確認中だ。死者数は「少なくとも13人」とされ、今後修正される可能性がある。

ヒズボラは同日、レバノン南部でイスラエル軍に対する新たな攻撃を行ったと主張した。ただ、攻撃による被害や戦果については独立した確認が示されていない。

11日には、イスラエル軍がレバノンからの発射体2発が南部で作戦中の部隊付近に落下したと発表した。4日の停戦枠組みは提示されたものの、南部では軍事行動が続いており、合意を実際の停戦に結びつけられるかはなお不透明だ。

参考・出典

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