千歳でラピダス新施設が開所 解析と後工程研究を集約し27年度量産へ
ラピダスは北海道千歳市で、半導体製造拠点IIM-1に隣接する解析センターと後工程研究開発拠点RCSを開所。前工程と後工程の機能を集約し、2027年の最先端半導体量産に向けた開発環境を整えた。
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ラピダスは北海道千歳市で、半導体製造拠点IIM-1に隣接する解析センターと後工程研究開発拠点RCSを開所。前工程と後工程の機能を集約し、2027年の最先端半導体量産に向けた開発環境を整えた。
経産省がラピダスに2026年度中最大6315億円の追加支援を検討。富士通の1.4ナノ世代NPU委託報道も重なり、2ナノ量産に向けた公的支援と需要拡大が注目されている。
国の研究開発支援を梃子に、キヤノンと日本シノプシスは3日、NEDOの「ポスト5G」助成枠に参加。ラピダス工程で画像処理向けSoCの試作チップを作り、先端プロセスを採用して高性能・低消費電力を実証し、設計を最先端世代へ引き上げ国内の半導体設計力向上を目指す。
国産最先端半導体を担うラピダスに、経産省が2月27日発表した政府と民間の合計2676億円の追加出資が決定。巨額投資が必要な先端ロジックの量産化に向け資金の道筋を太くし、研究開発や量産設備への投資でサプライチェーンの自給率向上と国際競争力強化を目指す。
ラピダスの千歳新工場「IIM-1」で製造実行システム(MES)「IBM IndustryView for Semiconductor Standard」が稼働。装置立ち上げと同時にデータ管理基盤を整備し、量産準備の速度と品質再現性が問われる。
赤沢経済産業相は「必ず成功させなければならない」と強調し、政府が次世代半導体メーカー・ラピダスに情報処理推進機構を通じ株式で1000億円出資、株主として関与し2ナノメートル級の国産化と経済安全保障の強化を図る方針を示した。民間と連携し国内の生産基盤を強化する狙いだ。