ペルー、「米州の盾」参加を発表 フジモリ政権が米国との対麻薬・越境犯罪協力を本格強化
ペルーのケイコ・フジモリ大統領は2026年9月10日(現地時間)、米国主導の対犯罪連合「米州の盾」に参加すると発表した。首都リマでルビオ米国務長官と会談後、越境犯罪に対する情報共有と連携を強化する考えを示した。AP通信が報じた。
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ペルーのケイコ・フジモリ大統領は2026年9月10日(現地時間)、米国主導の対犯罪連合「米州の盾」に参加すると発表した。首都リマでルビオ米国務長官と会談後、越境犯罪に対する情報共有と連携を強化する考えを示した。AP通信が報じた。
ケイコ・フジモリ氏(51)は2026年7月28日(現地時間)、リマの国会で大統領就任の宣誓を行い、2026~2031年の任期を開始した。国民の直接選挙で選ばれたペルー初の女性大統領となる。
リマの政局がまた揺れた。ペルー国会は17日、暫定大統領ホセ・ヘリ氏を罷免した。中国人実業家らとの非公開会合を報告していなかった疑いなどが焦点となり、就任から約4カ月での失脚となった。昨年10月にディナ・ボルアルテ氏が罷免されて以降、政治の空白が埋まらない。
リマの会見場に記者のざわめきが重なり、照明が白く反射した。ペルー政府は2025年11月3日、メキシコとの外交関係を断絶すると表明した。カスティジョ政権で首相を務めたチャベス氏の亡命申請をメキシコが受け入れたことへの反発が直接の引き金である。2年越しの軋轢が、ついに断交という重い決断へと傾いたと映る。
リマ中心部の通りに催涙ガスが漂った。2025年10月16日夜、国会前の反政府デモが激化し、32歳の男性が銃撃で死亡、警官や市民、記者を含む100人規模が負傷した。就任間もないホセ・ヘリ新大統領への抗議が広がり、政権は捜査と治安対策の強化を掲げている。デモはZ世代を中心に拡大し、政治不信と治安悪化への怒りが結びついたと映る。