東レ、LiB負極集電体向け高性能フィルムを開発 銅箔比で50~60%軽量化、電池セル約10%減
東レは2026年7月28日、LiBの負極集電体向け高性能フィルムを開発したと発表した。樹脂フィルムを基材に極薄の銅層を設けるフィルム集電体に用い、従来の銅箔比で集電体重量を約50~60%削減、電池セルを約10%軽量化できると見込む。顧客へのサンプル提供も始めた。
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東レは2026年7月28日、LiBの負極集電体向け高性能フィルムを開発したと発表した。樹脂フィルムを基材に極薄の銅層を設けるフィルム集電体に用い、従来の銅箔比で集電体重量を約50~60%削減、電池セルを約10%軽量化できると見込む。顧客へのサンプル提供も始めた。
東レは、次世代の海水淡水化用逆浸透(RO)膜エレメント「TSW-K/M/Vシリーズ」を開発し、2026年10月に販売を始める。新シリーズは、東レが業界トップレベルと位置づける塩除去率とホウ素除去率に加え、高い薬品耐性を備える。飲料用や産業用で求められる厳しい水質に対応する製品となる。
東レは2025年12月、次世代半導体パッケージでの活用が期待されるガラスコア基板向けに、ネガ型の感光性ポリイミドシートを開発した。チップ間を結ぶ再配線層の形成と、ガラス貫通ビア(TGV)への樹脂充填を同時に行えるのが特長で、製造工程の短縮とコスト削減を後押しする。すでにサンプル提供を開始しており、2026年度の量産化、2030年度には売上高10億円規模を目標に掲げている。
東レは2025年12月8日、使用済み車載用リチウムイオン電池からリチウムを高純度かつ高収率で回収できる高耐久・高選択ナノろ過(NF)膜エレメントを、実用サイズへスケールアップする技術を確立したと公表した。ブラックマスと呼ばれる電池粉砕物の硫酸浸出液に対応できる耐酸性と、95%以上とされる回収率を備えた新膜は、EVの普及で膨らむ使用済み電池の処理負担とレアメタル不足を同時に和らげる一手として、現場の…