世界は「地球規模の水破産」段階に突入 国連大学が報告書で警告
河川や湖、地下水が自然の回復速度を上回って減り続ける――国連大学水・環境・保健研究所(UNU-INWEH)は2026年1月20日(日本時間21日)、世界が「地球規模の水破産」という新たな段階に入ったとする報告書を公表した。水不足を一時的な危機として扱う従来の見立て自体が、現実に追いつかなくなっているという問題提起である。
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河川や湖、地下水が自然の回復速度を上回って減り続ける――国連大学水・環境・保健研究所(UNU-INWEH)は2026年1月20日(日本時間21日)、世界が「地球規模の水破産」という新たな段階に入ったとする報告書を公表した。水不足を一時的な危機として扱う従来の見立て自体が、現実に追いつかなくなっているという問題提起である。
薄い朝霧の向こうで、干上がった岸がひび割れていた。イランの首都テヘランに飲料水を送る主要水源のひとつ、アミール・カビール貯水池が2週間以内に底をつくおそれがある。2025年11月2日、国営メディアが警告を伝え、人口1000万人超の大都市の蛇口が揺らいだ。昨年同時期の貯水量から急減した事実は、生活と政策の両面に重い課題を突きつけている。