福島事故後初の東電原発再起動へ 柏崎刈羽6号機、知事がついに判断
マイクの前に立った花角英世知事が、静かに言葉を区切った。21日午後、新潟県庁での臨時記者会見で、東京電力柏崎刈羽原発6号機の再稼働を認める考えを示したのである。2011年の福島第一原発事故後止まったままの東電の原発が、ようやく動き出す入り口に立った。県内では賛否が割れる中で、長年先送りされてきた判断が一歩前に進んだ瞬間だった。
本ページでは「花角英世」をテーマとした記事を一覧で掲載しています。
マイクの前に立った花角英世知事が、静かに言葉を区切った。21日午後、新潟県庁での臨時記者会見で、東京電力柏崎刈羽原発6号機の再稼働を認める考えを示したのである。2011年の福島第一原発事故後止まったままの東電の原発が、ようやく動き出す入り口に立った。県内では賛否が割れる中で、長年先送りされてきた判断が一歩前に進んだ瞬間だった。
花角英世知事が東京電力福島第1原発の構内を歩いたのは、2025年11月18日のことだ。事故現場を自らの目で確かめたその知事が、今度は柏崎刈羽原発の再稼働を「認める」かどうか、ぎりぎりの判断に向き合っている。複数の関係者によると、国や東京電力から安全対策と防災対策の履行を改めて確認した上で、21日にも再稼働容認の考えを公表する方向が強まっているという。
潮の匂いが混じる構内に、かすかな緊張が走った。2025年10月28日、東京電力は柏崎刈羽原発6号機が「技術的に稼働できる状態」になったと発表した。長く止まってきた国内最大級の原発で、運転再開の扉がまた一枚、音を立てて開いた格好だ。再稼働の可否は地元同意が鍵であり、花角英世知事がどのように県民の意思を測り、いつ結論を示すのかが最大の焦点となる。