米ハワイで中米両軍がMMCA作業部会開き、海空安全保障を協議

中米両軍、ハワイでMMCA作業部会 海空安全と事故回避策を協議

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中国側は6月1日、中米両軍が5月28日から29日にかけて米ハワイで2026年度の中米海上軍事安全保障協議メカニズム(MMCA)作業部会を開き、海空の安全保障情勢について「率直かつ建設的な」意見交換を行ったと公表した。軍事海上安全保障を改善する措置も協議した。米インド太平洋軍も、ホノルルで中国人民解放軍代表を受け入れて同作業部会を開いたと確認している。

事故回避を扱う実務協議

MMCAは、中米両軍が海上や航空分野での安全保障上の接触をめぐって話し合う実務協議の枠組みである。軍艦や軍用機が近い距離で活動する場面では、現場の判断一つで衝突や誤認につながりかねないため、意思疎通の手順や安全行動の確認が重要になる。

今回の作業部会では、現在の中米間の海空安全情勢に加え、2025年のMMCA会合以降の「中米海空遭遇時の安全行動規則」に当たる枠組みの実施状況を評価した。あわせて、軍事海上安全保障を改善するための措置について協議した。

中国側は、両軍の有効な意思疎通と交流が、前線部隊によるより専門的な任務遂行、相互理解の深化、誤解や誤算の回避に役立つとの認識で一致したと説明した。

対話継続と主権問題の並行

一方で中国側は同じ公表文で、「航行の自由」や「飛行の自由」を口実に中国の主権と安全を損なう行為に反対すると表明した。中国を対象とする侵害、挑発、近接偵察、嫌がらせにも反対する立場を改めて示した。

公表文では、協議した措置の具体名や実施時期、拘束力のある新ルールや共同文書の有無は明らかにされていない。今後は、今回の実務対話が海空での偶発的な衝突を避ける具体的な手順や運用改善に結び付くかが確認点となる。

参考・出典

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