米政府、AnthropicのAIモデル再提供を一部承認

Anthropic、「Claude Mythos 5」を承認先限定で再開 Fable 5は制限継続

※記事を視覚化したイメージであり、実際の事象とは異なります。

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Anthropicは米国時間26日、米政府から最先端AIモデル「Claude Mythos 5」の限定的な再提供を認められたと明らかにした。6月12日の輸出管理指令で停止していた「Claude Fable 5」と「Claude Mythos 5」のうち、今回の緩和は「Mythos 5」の承認先に限られる。

全面停止から承認先限定の再開へ

Anthropicは米東部時間12日午後、米政府の輸出管理指令を受け、外国籍者による「Fable 5」「Mythos 5」へのアクセスを停止する必要が生じたと発表した。対象は米国外だけでなく、米国内にいる外国籍者やAnthropicの外国籍従業員にも及ぶ内容だった。顧客ごとに利用者の国籍や権限を即座に切り分けることが難しかったため、同社は両モデルを全顧客向けに無効化した。

Axiosが確認したハワード・ラトニック商務長官の26日付書簡では、「Mythos 5」について、別紙Annex Aに記載された対象先とその外国籍従業員、さらにAnthropicの外国籍従業員への輸出、再輸出、国内移転について、ライセンスを不要とする扱いが示された。政府はAnthropicとの協議で「重要な進展」があったと評価する一方、対象範囲や承認先を見直す権限を留保している。

Anthropicは、承認済みの提供先に対して「Mythos 5」へのアクセスを戻す作業を進める。もっとも、これは一般公開や通常提供への復帰ではない。政府が認めた範囲内での限定的な再開にとどまる。

高性能モデルを巡る安全保障上の管理

「Mythos 5」は、一般利用者に広く開放される通常のチャットAIとは異なり、サイバーセキュリティーや生物研究など高リスク領域で高い能力を持つモデルとして位置づけられている。Anthropicは、信頼できる顧客向けのアクセス・プログラムでのみ提供する設計だと説明している。

米当局者は、この系統のモデルが政府の高機密システムの脆弱性を短時間で見つけたと説明しており、強力な防御能力が同時に安全保障上の懸念にもつながっている。承認先の範囲や、政府が十分と判断した技術的・運用上の安全策の詳細は明らかになっていない。制限が残る「Fable 5」については再開に向けた協議が続いているとの報道もあるが、正式な再開時期は確認されていない。

参考・出典

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