北ジャカルタ高校爆発受け、インドネシア大統領がPUBGなど規制検討を内閣に指示
学校の門前で爆発処理班が警戒に立ち、人の行き来が途切れた。その直後、政府は教室の外側にある課題にも手を伸ばした。北ジャカルタの高校での爆発で約100人が負傷したことを受け、プラボウォ大統領が「PUBG」などバトルロワイヤル系ゲームの規制検討を内閣に指示した。デジタル文化と子どもの安全、ふたつの現実が同じ紙面にのった出来事である。
行政、公共政策、社会制度、インフラ、治安や法制度など、 私たちの生活に関係する「見えにくい公共領域」を扱います。
税、医療、教育、防災、行政に加え、 犯罪や事件を通じて浮かび上がる社会構造や制度の課題にも注目。
ニュースの先にある生活への影響を整理し、 公共を「自分ごと」として理解するためのカテゴリです。
学校の門前で爆発処理班が警戒に立ち、人の行き来が途切れた。その直後、政府は教室の外側にある課題にも手を伸ばした。北ジャカルタの高校での爆発で約100人が負傷したことを受け、プラボウォ大統領が「PUBG」などバトルロワイヤル系ゲームの規制検討を内閣に指示した。デジタル文化と子どもの安全、ふたつの現実が同じ紙面にのった出来事である。
倒木の並ぶ道で重機が土砂をかき出し、遮断された集落への道が少しずつ開いていく。フィリピン当局は2025年11月10日、前夜にルソン島へ上陸した台風26号(国際名フォンウォン)で死者が4人に達したと明らかにした。ヌエバビスカヤ州カヤパでは土石流が家屋を直撃し、子ども2人が亡くなった。上陸地のアウロラ州では複数の町が一時孤立。先週の台風25号の影響が残る中、緩んだ地盤が被害を押し上げ、警戒は続いている…
北京に入った政府機関の要人が足早に会場を後にしたのは、2025年11月8日の夜だった。米連邦捜査局(FBI)のカシュ・パテル長官が中国側と向き合い、合成オピオイドの一種であるフェンタニル流入と法執行協力を議題に据えた。10月30日の米中首脳会談で示された「対策の実行」を、現場の手順に落とし込む一歩である。
配られた図面に委員の視線が走り、机上の資料が静かにめくられていく。総務省は11日、国際通信を担う海底ケーブルの防護策を議論する検討会の初会合を開いた。災害や意図的な切断に備え、保守や敷設の実態を踏まえた対策を洗い出す。報告書は来夏に取りまとめ、必要な予算や制度改正の検討へとつなげる方針だ。
受話口で「警察です」と名乗る声が、海の向こうから届いていた。愛知県警が11月10日、中国の詐欺拠点とつながる疑いで、岐阜市の中国籍の呂明峰容疑者、岐阜市の会社員・坂口篤子容疑者、愛知県稲沢市のアルバイト・青木真樹容疑者の3人を詐欺未遂容疑で逮捕した。道警の警察官になりすまし、埼玉県の男性に現金をだまし取ろうとしたとされる。国内で人を集め、海外の拠点で犯行を担わせる――越境型の実像がまた一つ、輪郭を…
政府は2025年11月11日、持ち物に付けて位置を探せる紛失防止タグ(持ち物に装着し、スマホで所在を追える小型端末)の無断取り付けや位置取得を禁じるストーカー規制法(ストーカー行為等の規制等に関する法律)改正案を閣議決定した。警察が被害申告なしでも職権で警告できる規定も盛り込み、広がるデジタル追跡の被害に先手を打つ狙いだ。政府は臨時国会に改正案を提出し、早期成立を目指すとしている。
スマホの通知が鳴り、傘を持たずに家を出た人が雨に打たれる。空の機嫌ではなく、端末に届く予報が外れたからだ。海外のIT事業者が配信する日本向けの天気情報で、補正のない数値をそのまま使う例が指摘され、警報の伝達にもばらつきが生じている。気象庁は無許可配信の是正や伝達の適正化をねらい、気象業務法の改正案を今の臨時国会に提出する方針だ。
判決が言い渡されると、被告は証言台の前で小さくうなずいた。東京都国分寺市と埼玉県所沢市の民家に侵入し、住民を拘束して現金を奪ったとして強盗致傷と住居侵入に問われた佐藤聖峻被告(26)。東京地裁立川支部の裁判員裁判(市民が重大事件の審理と量刑判断に参加する制度)は、SNSの募集に応じた実行役が電話越しの指示を頼りに動いた経緯を掘り起こし、6日の判決で懲役10年を言い渡した。短い決断の連なりが、長い刑…
2025年11月10日、偽造した運転免許証を使った受け取り役として動いていた中国籍の男が逮捕された。埼玉県川口市の派遣社員、リー・ジョンイエ容疑者(30)。有印公文書偽造の疑いでの立件で、偽サイト経由で集めた個人情報を基に本人になりすまし、局留めなどで商品を引き取っていたとみられる。京都での不正受け取りでの逮捕が続いた流れの中で、警察は匿名・流動型の中国人グループ「トクリュウ」の一端とみて全容解明…
ゲート前で交渉団が列を整え、胸元のバッジを確かめる手つきが忙しい。2025年11月10日、ブラジル北部ベレンで国連気候変動枠組み条約第30回締約国会議(COP30)が開幕した。米国が同年1月にパリ協定からの再離脱を通知して以降、初の年次交渉である。各国が協調を保ち、1.5度目標に向けた道筋を現実の政策に落とし込めるかが問われる局面だ。
旧市街の雑踏が一瞬固まり、サイレンが連なった。地下鉄ラール・キラー駅前で停止していた1台が炎を噴き、周囲の車を巻き込んだ。2025年11月10日 22:30ごろ、少なくとも8人が死亡、24人が負傷した。名所の玄関口で起きた爆発は、市内の警戒を一気に引き上げ、当局は大規模な捜査に乗り出した。
「駐車場所で口論になり、相手の車のボンネットにしがみついている」。緊迫した110番が、伊賀市のサービスエリアの駐車場に警察を走らせた。10日夜、駐車をめぐる言い争いは急発進へと転じ、しがみつく男性は約50m引きずられてけがを負った。運転の男は走り去り、殺人未遂容疑で逮捕。身近な苛立ちが刑事事件へ変わる境目の近さが浮かぶ。
担当職員が解除の操作を終えて間もなく、試験海域では作動確認が続いていた。第11管区海上保安本部(那覇市)は2025年11月9日、宮古島沖で実施した巡視船の20ミリ機関砲の発射試験に関し、地域航行警報などを終了前に解除していたと明らかにした。周辺に船舶の航行はなく、被害は確認されていないとしている。
ブラウザのタブがひとつ開くたび、記憶の断片がこぼれる。2025年11月10日、Tenable Network Security Japanが、ChatGPT-4oの検証中に見つけた7件の脆弱性と攻撃手法を公表した。総称は「HackedGPT」。一部は「ChatGPT-5」でも再現が確認され、セーフティー機構の隙を突いて個人情報や履歴が流出し得ると警告した。詳細は5日にTenable Researc…
走り去る赤い光を、通報者は目で追った。2025年11月9日夜、神奈川県真鶴町岩の町道で、歩行中の60代男性が血を流して倒れているのが見つかり、意識不明の重体になっている。県警は車と衝突後に立ち去った疑いがあるとして、ひき逃げ(事故後に救護や通報を行わず離れる行為)で捜査を進めている。生活道路の夜間安全が改めて問われる出来事だ。
棍棒が振り下ろされ、石が飛んだ。2025年11月8日、ヨルダン川西岸ベイタ近郊で、オリーブを収穫するため集まった住民や活動家、取材中の記者らがイスラエル人入植者の集団に襲われた。ロイターの写真記者ラニーン・サワフタさんと同行の警備顧問グラント・ボーデンさんも負傷。収穫期の現場で繰り返される暴力の深まりが、生活と報道の安全を同時に脅かしている。
警報が重なったのは現地9日夜、原子力施設と空港の両方だった。ベルギー北部のドール原子力発電所上空で3機のドローンが検知され、同じ夜にはリエージュ空港でも飛行が目撃されて運航が一時停止した。所管や運営側は安全確保を優先し、英国は要請に応じて対ドローンの専門家と装備を派遣すると明らかにした。混線の気配を帯びる攪乱が、重要インフラの周縁を静かに叩いている。
救助艇のデッキに濡れた衣服が並び、隊員が無線で位置を確認していた。マレーシア北部ランカウイ島近海で、ミャンマーのイスラム教徒少数民族ロヒンギャ(迫害の歴史を持つ集団)らが乗ったとみられる船が転覆し、2025年11月8日に遺体1人が見つかり6人が救助された。9日、当局は捜索範囲を広げ、行方不明者の把握と航路の実態解明を急いでいる。
BBCの最高経営責任者にあたるディレクター・ジェネラルのティム・デイビー氏が11月9日、編集の不適切さが指摘されたドキュメンタリーをめぐり引責辞任を表明した。ニュース部門CEOのデボラ・ターネス氏も同日辞任を発表。2024年放送の番組でトランプ氏の演説編集が視聴者に誤解を与えたとして、BBCの説明責任が問われている。
仕込みの時間帯に、店の敷地へクマが入り込んだ。2025年11月9日早朝、青森県三戸町のラーメン店で、従業員の男性が顔をひっかかれ負傷した。命に別状はない。通報は朝の6時台で、現場はバイパス沿い。人の動きが始まる刻と野生の軌跡が重なった。