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世界で今、何が起きているのか。
そのニュースが日本や私たちの未来にどう影響するのかまで含めて読み解きます。
国際政治、経済、紛争、テクノロジー動向などを横断的に整理し、点ではなく構造として世界を見るための視点を提供します。

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ウクライナ和平、米露協議またも不調 5時間会談も停戦に向け前進ゼロ

ウクライナ和平、米露協議またも不調 5時間会談も停戦に向け前進ゼロ

ロシアとウクライナの戦争終結を探る米露協議が、またも決着を見ないまま終わった。2日夜から3日未明にかけてモスクワで行われたプーチン大統領と米特使ウィトコフ氏らの会談は約5時間に及んだが、ロシア側は妥協案は出ていないと説明している。大統領府のウシャコフ補佐官は、和平は前進も後退もしていないとの認識を示し、「停戦に近づかない対話は何を変えているのか」という問いが、前線と市民の生活に重くのしかかる。

AWSが次世代「Trainium4」を公開 NVLink Fusion採用でGPU連携強化

AWSが次世代「Trainium4」を公開 NVLink Fusion採用でGPU連携強化

米Amazon.comのクラウド子会社Amazon Web Services(AWS)は米国時間12月2日、次世代AIチップ「Trainium4」にNVIDIAの高速接続技術「NVLink Fusion」を採用するとラスベガスの年次イベントで表明した。この技術で自社開発チップとGPUを密に連携させ、大規模AIを狙う顧客を取り込む構えだが、自前路線と他社依存をどう両立させるのかが新たな焦点となる。

査読プラットフォーム「OpenReview」脆弱性露呈 匿名性が破綻し実名曝露の被害も

査読プラットフォーム「OpenReview」脆弱性露呈 匿名性が破綻し実名曝露の被害も

AI研究の国際会議ICLRが利用する査読サイトで、不正アクセスにより論文著者や査読者の個人情報が外部から見られる状態だったことが明らかになった。匿名性を前提とする査読の仕組みが揺らぎ、一部の査読者は実名を晒される被害も出ている。コミュニティーの信頼と安全をどう守るのかが、緊急の課題になっている。

中国がレアアース輸出を一部再開 一般ライセンス付与で停滞解消へ

中国がレアアース輸出を一部再開 一般ライセンス付与で停滞解消へ

中国がレアアース輸出をめぐる新たな一歩を踏み出した。関係者によれば、商務省は12月初旬、希土類の「一般輸出ライセンス」第1弾を一部企業に付与し、自動車向けなど滞っていた出荷の再開につなげる。トランプ・習首脳会談で交わされた合意の実行だが、企業の不安がすべて解けたわけではない。

NATO「足並み揃わず」 ウクライナ加盟の見通し再び後退

NATO「足並み揃わず」 ウクライナ加盟の見通し再び後退

北大西洋条約機構(NATO)のマルク・ルッテ事務総長が2日、ウクライナの加盟を巡って「加盟国の足並みはまだそろっていない」と語った。激しい戦闘が続くなか、当面の加盟が難しい現実が改めて示された形だ。本稿では、加盟が遠のくように見える状況で、ウクライナの安全をどう確保しようとしているのかを追う。

インド政府アプリ「Sanchar Saathi」義務化 Appleが懸念表明へ

インド政府アプリ「Sanchar Saathi」義務化 Appleが懸念表明へ

インド政府が国産のサイバーセキュリティーアプリ「Sanchar Saathi(サンチャル・サーティ)」を、国内で販売される全てのスマートフォンに標準搭載するよう求める命令を出した。対象にはアップルのiPhoneも含まれるが、同社はこの要請には応じられないとして、懸念を近く政府に正式に伝える構えだという。 利用者の安全を守るという名目と、端末に常駐する政府アプリへの不安。その間で、どこに線を引くべき…

WhatsAppで最大35億件の情報特定可能に 連絡先照合の欠陥を研究チームが公表

WhatsAppで最大35億件の情報特定可能に 連絡先照合の欠陥を研究チームが公表

2025年11月、ウィーン大学などの研究チームが、世界最大級のメッセージアプリWhatsAppに潜んでいた重大なプライバシー上の欠陥を公表した。連絡先の照合機能を悪用すると、最大約35億件のアカウント情報を自動で洗い出せたという。技術的には暗号化は破られていないが、「電話番号そのものが弱点になる」という設計上の問題が、あらためて突きつけられている。

AWSがAI半導体「Trainium3」を提供開始 演算4倍でNVIDIAに挑戦状

AWSがAI半導体「Trainium3」を提供開始 演算4倍でNVIDIAに挑戦状

生成AI向けの計算需要が世界で膨らむなか、米アマゾンのクラウド事業AWSが12月2日、自社開発のAI半導体「Trainium3」を一般顧客向けに提供し始めた。前世代比で演算性能を4倍に高め、消費電力も抑えたという新チップでNVIDIAやGoogleに挑むこの動きは、AIを使う企業のコスト構造をどこまで変えるのだろうか。

東京エレクトロン台湾子会社を起訴 TSMC機密不正取得で国家安全法違反の罪

東京エレクトロン台湾子会社を起訴 TSMC機密不正取得で国家安全法違反の罪

台湾の検察当局は12月2日、半導体製造装置大手・東京エレクトロンの台湾子会社を、台湾積体電路製造(TSMC)の機密情報不正取得事件をめぐり国家安全法違反などの罪で起訴し、最大1億2000万台湾元(約6億円)の罰金を求めた。今年8月にはTSMCの元従業員ら3人が同じ事件で起訴されており、先端「2ナノ」プロセス技術の情報が狙われたとされる。台湾の経済を支える最先端半導体をめぐる争いは、技術者と企業に「…

マクロン氏がG7中国招請案を探る 日本は価値観の違いを理由に慎重対応

マクロン氏がG7中国招請案を探る 日本は価値観の違いを理由に慎重対応

2026年にフランスで開かれる主要7カ国首脳会議を前に、議長国のマクロン仏大統領が中国の習近平国家主席を招く構想を探っている。日本政府は2日までに、この案に慎重な姿勢を示し、自由や民主主義、法の支配といったG7の価値観を共有しない中国を首脳会議に迎える影響を見極めるべきだとフランス側に伝えた。東京の外交当局には、会議の性格そのものが変質しかねないとの警戒感が広がる。

競争激化でOpenAIが緊急態勢 Google「Gemini 3」追撃に社内方針転換

競争激化でOpenAIが緊急態勢 Google「Gemini 3」追撃に社内方針転換

米OpenAIのサム・アルトマンCEOが、社内に「コード・レッド」を発令した。社内メモでチャットボット「ChatGPT」の改善を最優先課題とし、広告導入や新サービスの一部を後回しにする方針を示したと複数の米メディアが報じている。背景には、Googleの最新AIモデル「Gemini 3」など競合の追い上げがある。急加速する生成AI競争のコストを、誰がどこまで負担するのかが改めて問われている。

NVIDIAが自動運転向けAIを公開 判断を言語化する「Alpamayo-R1」始動

NVIDIAが自動運転向けAIを公開 判断を言語化する「Alpamayo-R1」始動

米半導体大手NVIDIAは12月1日、自動運転車向けのオープンソースAIモデル「NVIDIA DRIVE Alpamayo-R1」を公開した。センサーが捉えた道路状況を言語化し、自らの判断を「考えながら説明する」仕組みで、開発現場での検証と安全性向上を狙う。自動運転の判断を人はどこまで理解できるのか――その問いに正面から向き合う一手だ。

サムスンがNAND電力96%削減へ 新トランジスタ構造をNatureに発表

サムスンがNAND電力96%削減へ 新トランジスタ構造をNatureに発表

サムスン電子の研究機関Samsung Advanced Institute of Technology(SAIT)は、NANDフラッシュメモリーの動作時電力を従来比最大96%削減できる新しいトランジスタ構造を開発し、その成果を11月26日付で英科学誌「Nature」オンライン版に発表した。強誘電体と酸化物半導体を組み合わせた素子で、高い記録密度を維持したまま電圧を大きく下げられる点が特徴だ。AIデ…

イスラエルがレーザー迎撃「アイアンビーム」完成 年内に軍へ初期能力引き渡し

イスラエルがレーザー迎撃「アイアンビーム」完成 年内に軍へ初期能力引き渡し

イスラエル国防省は12月1日、高出力レーザーでミサイルや無人機を撃ち落とす迎撃システム「アイアンビーム」の開発が完了し、12月末までに最初の能力を軍に引き渡すと公表した。テルアビブで開かれた防衛技術会議で、防衛省研究開発局トップが「戦場のルールを変える」と強調している。 ガザやレバノン方面からの度重なるロケット攻撃にさらされてきた市民にとって、それは避難サイレンの鳴りやまない日常をどこまで変えうる…

カナダがEU防衛基金「SAFE」に参加 共同調達枠で企業参画へ

カナダがEU防衛基金「SAFE」に参加 共同調達枠で企業参画へ

カナダ首相府は1日、欧州連合(EU)が創設した防衛基金「欧州安全保障行動(SAFE)」への参加で合意したと明らかにした。EUが用意する最大1,500億ユーロ規模の共同調達枠にカナダ企業も関与できる道が開け、対ロシア抑止と対米依存の見直しを同時に進める一歩となる。今後、誰がどのコストを負い、どのような安全保障の地図が描かれるのかが問われている。

ベラルーシが領空侵犯を抗議 リトアニアは否定 無人機巡り緊張再燃

ベラルーシが領空侵犯を抗議 リトアニアは否定 無人機巡り緊張再燃

ロシアの同盟国ベラルーシと、欧州連合加盟国のリトアニアのあいだで、国境付近の空が再び火種になっている。12月1日、ベラルーシはリトアニアの無人機が自国領空を偵察し過激派ビラを散布したと抗議し、リトアニア側は事実無根だと退けた。一方で、リトアニアの首都圏空港は気球の飛来が相次ぎ、週末に長時間の運航停止を強いられたばかりだ。国境を越える小さな機体の応酬が、「戦争ではない圧力」として人々の生活をじわじわ…

マクロン氏が国賓訪中 経済・安保の懸念抱え4度目の首脳会談へ

マクロン氏が国賓訪中 経済・安保の懸念抱え4度目の首脳会談へ

フランスのマクロン大統領が12月3〜5日に国賓として中国を訪れ、習近平国家主席と会談する。今回で4度目の国賓訪中となり、鋼鉄や電気自動車(EV)などをめぐる経済・安全保障上の懸念をぶつけつつ、中国の先端技術へのアクセス拡大も狙う。欧州は対中依存と対立をどう両立させるのか――その綱渡りの一端が、この3日間に映し出される。

ヘグセス国防長官が攻撃許可 カリブ海空爆で国際法議論に再火

ヘグセス国防長官が攻撃許可 カリブ海空爆で国際法議論に再火

米ホワイトハウスは1日(現地時間)、9月にカリブ海で行われたベネズエラ発の船舶への空爆について、ピート・ヘグセス国防長官が作戦を指揮した海軍司令官に複数回の攻撃を許可していたと認めた。麻薬密輸対策を掲げた作戦は、船体の破壊だけでなく、生存者をも標的にした疑いがあり、どこまでが「自衛」として許されるのかという国際法上の線引きが改めて問われている。

南アフリカ・ズマ元大統領の娘が辞任 ウクライナ前線への国民派遣疑惑で当局が調査

南アフリカ・ズマ元大統領の娘が辞任 ウクライナ前線への国民派遣疑惑で当局が調査

南アフリカで11月28日、ズマ元大統領の娘で新興政党MK党の議員だったドゥドゥジレ・ズマ・サンブドラ氏が、国会議員を辞任した。ロイター通信などによれば、同氏は南ア国民17人をロシア経由でウクライナ前線に送り込んだとされ、捜査当局が人身取引や外国軍への違法な勧誘の疑いで調べを進めている。南ア政府は今月初め、激戦地に取り残された17人から救助要請があったと公表した。遠い戦場への「甘い誘い」は、若者と政…

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