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中国のAI企業DeepSeekは、主力AIモデル「DeepSeek-V4-Pro」のAPI料金について、期間限定だった75%割引の水準を正式料金へ移行する。Reutersは5月23日、同社が値下げの恒久化を示したと報じた。DeepSeekの公式料金ページも、割引キャンペーン終了後の2026年5月31日15時59分UTC以降、V4-Proの料金を「元の価格の4分の1」に正式調整すると明記している。正式調整後の料金水準は100万トークン当たり0.025〜6元で、旧価格の0.1〜24元から大きく下がる。
100万トークン当たり0.025〜6元の新料金
V4-Proの料金は、処理内容によって3区分に分かれる。入力キャッシュヒットは100万トークン当たり0.025元、入力キャッシュミスは3元、出力は6元となる。英語ページではそれぞれ0.003625ドル、0.435ドル、0.87ドルと表示されている。
旧価格は、入力キャッシュヒットが0.1元、入力キャッシュミスが12元、出力が24元だった。いずれも新料金は旧価格の4分の1で、75%割引キャンペーンの水準がそのまま正式な料金表に移る形だ。トークンはAIが文章を処理する際の単位で、入力文や生成文の量に応じてAPI利用料が決まる。
DeepSeek-V4-Proは2026年4月24日にAPI提供が始まったV4系の上位モデルで、同日にはV4-Flashの提供開始も案内された。今回の変更は、公開から約1カ月で打ち出された価格政策の見直しとなる。
割引キャンペーンから正式価格への移行
今回の焦点は、単なる値下げではなく、期間限定のプロモーションとして示されていた75%割引がキャンペーン終了後も正式価格として残る点にある。料金変更の基準時刻は2026年5月31日15時59分UTCで、北京時間では同日23時59分、日本時間では2026年6月1日0時59分に当たる。
ただし、DeepSeekは公式料金ページで、製品価格は今後変動する可能性があり、価格修正の権利を留保するとしている。このため、今回の措置は「永久に不変の価格」と読むのではなく、V4-ProのAPI料金を現時点で旧価格の4分の1に正式調整するものと位置づけられる。
