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中国の傅聡国連大使は15日、米国とバーレーンが進めるホルムズ海峡を巡る国連安全保障理事会決議案について、内容と時期の双方に問題があるとして反対姿勢を示した。決議案は採決に進んでもロシアと中国の拒否権に直面する可能性が高いと外交筋はみており、4月に関連決議案が否決された安保理で、再び調整の難航が鮮明になっている。
中国、内容と時期の双方に異議
問題の決議案は、イランに対し、ホルムズ海峡での攻撃と機雷敷設の停止を求める内容だ。ホルムズ海峡は世界のエネルギー輸送に関わる主要航路であり、同海峡を巡る軍事的緊張はエネルギー価格や人道物資の輸送にも影響する。
フー氏の発言は、国連報道専門サイトPassBlueが掲載した即席インタビュー動画で示された。フー氏は、決議案をこの段階で採択することは問題解決に資さないとの認識を示し、中国として反対姿勢を公にした。
中国は現在、15カ国で構成する安保理の議長国を務めている。フー氏は、自らの判断であればこの決議案を採決にかけないと述べた。一方、中国国連代表部は、起草国から要請があれば議長国として採決を手配すると説明しており、現時点でその要請はないとしている。
4月否決の延長線にある再挑戦
安保理では4月、ホルムズ海峡の安全確保を目的とした関連決議案が採決に付されたが、ロシアと中国が拒否権を行使し、採択に失敗した。常任理事国の拒否権は、賛成多数があっても決議を止めることができる権限であり、安保理外交の成否を左右する最大の関門となる。
米国は5月上旬時点で、バーレーン、クウェート、カタール、アラブ首長国連邦、サウジアラビアなど湾岸諸国とともに、新たなホルムズ海峡決議案の文案作成を進めていた。4月に否決された案件を、湾岸諸国の懸念を背景に再び安保理で扱おうとする動きだ。
今後は、起草国が正式に採決を要請するかどうかに加え、文言修正によってロシアと中国の反対を和らげられるかが問われる。中国は議長国として手続き上の採決手配には応じる余地を残しているが、政治的には今回案への反対を明確にしており、安保理での調整は一段と難しくなった。
参考・出典
- China’s U.N. ambassador criticizes US Hormuz resolution – Internazionale
- China’s U.N. ambassador criticizes US Hormuz resolution – AOL
- Bahrain and US float Security Council resolution on the Strait of Hormuz | Department of Political and Peacebuilding Affairs
- Security Council: Russia and China veto resolution on Strait of Hormuz | Department of Political and Peacebuilding Affairs
- US, Gulf Arab nations draft new UN resolution on Strait of Hormuz By Reuters | Investing.com
