ロシアのプーチン大統領、新規契約兵と配偶者の債務免除令に署名

ロシア、新規契約兵と配偶者の債務を免除 最大1000万ルーブルまで

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ロイターがロシア大統領府の発表として報じ、ロシアの公式法令公表を踏まえた現地報道でも確認されたところによると、プーチン大統領は25日、ウクライナ戦争に参加する新規契約兵とその配偶者の延滞債務を一定条件で免除する連邦法に署名した。対象は2026年5月1日以降にロシア国防省と1年以上の契約を結んだ者で、免除額の上限は契約者と配偶者を合わせて1000万ルーブルとされる。

法的請求済み債務に限る限定措置

今回の措置は、契約兵の借金を一律に帳消しにする制度ではない。免除対象は、2026年5月1日より前に債務回収を命じる裁判所判断が確定していた、または執行文書が発行・執行に付されていた延滞債務に限られる。すでに法的な回収段階に入っている債務の一部を、入隊契約と結びつけて救済する仕組みだ。

対象には契約者本人だけでなく、配偶者も含まれる。ロシア側は対ウクライナ戦を「特別軍事作戦」と呼んでおり、今回の契約もその参加を前提とする。兵士本人への一時金や給与だけでなく、家計の債務負担にまで支援を広げることで、契約兵の確保を後押しする狙いがある。

2024年制度に続く募集支援の再設定

ロシアは2024年11月にも、一定の新規契約兵や動員兵、その配偶者を対象に、上限1000万ルーブルの延滞債務の帳消しを認める制度を導入していた。当時は2024年12月1日を基準日とし、それ以前に司法手続きや執行手続きが始まっていることが条件だった。

今回署名された連邦法は、2026年5月1日以降の新規契約者に基準日を置いた新たな措置である。ロシアは追加動員をできるだけ避けながら契約兵を集めるため、金銭的優遇や配偶者を含む支援を段階的に拡充してきた。対象となる債務の具体的な範囲や、2024年制度との接続関係などの運用細部は、なお明らかになっていない部分が残る。

参考・出典

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