ハメネイ師殺害計画を前倒し イスラエルが反政府デモ受け判断
地域の緊張が一段と高まる中、イスラエルの対イラン作戦の舞台裏が具体的に語られた。イスラエル・カッツ国防相は3月5日、イラン最高指導者アリ・ハメネイ師を殺害する方針を昨年11月に固め、当初は約半年後の実行を見込んでいたが、イラン国内の反政府デモを受けて計画を前倒ししたとの認識を示した。
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地域の緊張が一段と高まる中、イスラエルの対イラン作戦の舞台裏が具体的に語られた。イスラエル・カッツ国防相は3月5日、イラン最高指導者アリ・ハメネイ師を殺害する方針を昨年11月に固め、当初は約半年後の実行を見込んでいたが、イラン国内の反政府デモを受けて計画を前倒ししたとの認識を示した。
イランで反政府デモが全土に波及する中、治安当局の強硬な弾圧で抗議の勢いが鈍る局面も出ている。米国に亡命中のレザ・パーレビ元皇太子は現地時間16日(日本時間17日)、国際社会に対イラン政府への圧力強化と抗議運動の後押しを求めた。
イランで反政府デモが全国に波及し、治安機関の強硬対応が続くなか、ドイツのフリードリヒ・メルツ首相は2026年1月13日、現体制が「最後の数日・数週間」にあるとの見方を示した。政権の正当性を揺さぶる発言で、欧米の対イラン姿勢にも影響しかねない。
米国のドナルド・トランプ大統領は1月9日(現地時間)、反政府デモが広がるイランをめぐり、当局が参加者を銃撃するような弾圧に出れば米国が介入し得るとの考えを示し、軍事攻撃を命じる可能性にも触れた。抗議行動は年末から各地に波及し、当局側は強硬対応をにじませている。