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中国共産党中央は7月14日(中国時間)、6月30日の政治局会議で、第20期党中央政治局員だった馬興瑞氏の党籍剥奪を決定し、国家監察委員会が公職剥奪処分としたと発表した。収賄犯罪の疑いは、起訴審査のため検察機関へ送致された。
収賄などの疑いを認定
馬氏は党中央農村工作指導小組副組長を兼ねていた4月3日、重大な規律・法律違反の疑いで、党中央規律検査委員会と国家監察委員会による規律審査・監察調査の対象となった。
公式発表は、馬氏が政治、組織、廉潔の各規律に重大に違反し、職務上の違法行為と収賄犯罪の疑いがあると認定した。周辺職員による重大な規律・法律違反や犯罪容疑を黙認・看過したほか、親族の不動産の廉価取得を手助けし、親族が職務上の影響力を利用して巨額の利益を得ることを放任したとしている。
また、企業経営、工事受注、職務昇進などで他者に便宜を図り、本人または親族や特定の関係者とともに巨額の財物を不法に受け取ったとした。
処分には党籍剥奪と公職剥奪のほか、第20回党大会代表資格の終了、違法・規律違反で得た利益の没収が含まれる。収賄犯罪の疑いは検察機関へ送致されたが、いずれも当局の認定と容疑であり、裁判所による有罪判決ではない。
党籍処分は中央委総会の追認待ち
馬氏への党籍剥奪は6月30日の政治局会議で決定されたが、中央委員会総会による追認手続きが残る。2025年10月に党籍・軍籍剥奪と軍事検察への送致が発表された何衛東氏については、同月の第20期中央委員会第4回総会が党籍処分を確認しており、両氏は手続きの段階が異なる。
ロイターは馬氏を、2025年以降に失脚した現職政治局員の3人目と位置付けた。この数え方は何氏に加え、2026年1月に重大な規律・法律違反の疑いで調査対象となった張又侠氏を含むもので、3人全員が同じ処分段階にあるわけではない。馬氏の党籍剥奪を追認する中央委員会総会の開催時期は公表されていない。
