中国からの訪日客が45.2%減 2月の統計で前年比大幅ダウン
日本政府観光局(JNTO)が2026年3月18日に公表した2月の訪日外客統計で、中国本土からの訪日客は前年同月比45.2%減となった。中国市場は訪日需要の柱の一つだが、年明け以降の落ち込みが続いており、春節需要が残る2月も本格的な持ち直しには至らなかった。
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日本政府観光局(JNTO)が2026年3月18日に公表した2月の訪日外客統計で、中国本土からの訪日客は前年同月比45.2%減となった。中国市場は訪日需要の柱の一つだが、年明け以降の落ち込みが続いており、春節需要が残る2月も本格的な持ち直しには至らなかった。
春節(旧正月)明けの需要が読みづらい中国の電動車市場で、大手メーカーの失速が数字に出た。BYDが3月1日に香港取引所などで開示した月次データでは、2月の世界販売が前年同月を41.1%下回り、過去6年で最悪の落ち込みとなった。前年割れは6カ月続いている。
春節(旧正月)休暇が始まる直前の2月14日、中国で利用者が多いとされるAIチャットボット「豆包(Doubao)」が「豆包2.0」へと更新された。開発元のバイトダンス(バイトダンス)は、会話で答えるだけのAIから、アプリをまたいで仕事を進める「エージェント」型へ軸足を移す狙いを打ち出した。
春節(旧正月)を3日後に控えた14日、北京での演説で中国指導部は、2026年の政策運営の合言葉として「質の高い成長」を前面に出した。新たな発展の枠組みづくりを急ぐ方針も示し、社会の安定維持と、15次五カ年計画(2026~30年)の出だしを固める姿勢をにじませた。
日中を結ぶ空の便が、春節の移動ピークで大きく落ち込んだ。2月11日までに公表された航空データでは、特別輸送態勢「春運」の初週(2~8日)の中日路線は前年同週より1292便減り、減少率は49.2%に達した。観光や帰省需要が集中する時期だけに、減り方の大きさが目を引く。
春節(旧正月)を前に、中国の人の動きが過去最大規模に膨らむ見通しだ。中国政府は1月29日、特別輸送態勢「春運」が2月2日から3月13日まで実施され、期間中の移動が延べ約95億人に達すると予測を公表した。一方で、かつて人気の高かった訪日旅行は勢いを失い、旅行予約の上位から姿を消しつつある。国内回帰の熱量と、外交摩擦が観光需要を左右する現実が同時に浮かび上がっている。
春節(旧正月)の大型連休を前に、中国外務省が1月26日、自国民に対して日本への渡航を「当面控える」よう改めて呼びかけた。治安悪化や中国人を狙った犯罪の増加、地震の頻発を理由に挙げるが、日本側の受け止めを含め波紋は広がりそうだ。
米NVIDIAは、AI向け先端半導体「H200」を中国の顧客向けに2026年2月中旬までに出荷開始する目標を示していると、Reutersが関係筋3人の話として報じた。中国政府が公表した春節の連休(2月15日〜23日)をまたぐ供給の空白を避けられるかが焦点で、まずは在庫からの出荷で立ち上げるという。