政治

政治ニュースを「難しい」「分かりにくい」で終わらせない。
制度・発言・政策の背景を噛み砕き、私たちの生活とどう繋がっているのかを丁寧に解説します。
与野党の動きから国際政治まで、感情論ではなく理解を深めるための政治を扱うカテゴリです。

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JICAの役割拡大に疑問符 国会で「多文化共生」転換を追及

JICAの役割拡大に疑問符 国会で「多文化共生」転換を追及

国際協力機構(JICA)の役割をめぐり、国会で議論が熱を帯びた。11月28日の衆院外務委員会で立憲民主党の亀井亜紀子議員が、JICAが本来の対外援助機関から、外国人労働者の受け入れと多文化共生を進める組織へと性格を変えつつあるのではないかと政府にただしたためだ。産経新聞などによれば、茂木敏充外相はこうした見方を退けたが、JICAは海外支援と国内の多文化共生のどこまでを担うべきなのかという問いは残る…

経産省がレアアース供給網を強化 JOGMEC出資拡大で産業の不安解消へ

経産省がレアアース供給網を強化 JOGMEC出資拡大で産業の不安解消へ

電気自動車や風力発電のモーターに欠かせないレアアースなどの重要鉱物について、経済産業省が供給網の強化に踏み出す。エネルギー・金属鉱物資源機構(JOGMEC)を通じて鉱山開発や製錬への出資・助成を拡大し、国家備蓄も増やしていく方針だ。国内産業への安定供給を図りつつ、特定の国への過度な依存を抑える狙いがある。こうした「見えない備え」は、部品や素材の納期に神経をとがらせてきた製造現場の不安をどこまで和ら…

ロシア無人機とミサイルがキーウ攻撃 首都で1人死亡7人負傷

ロシア無人機とミサイルがキーウ攻撃 首都で1人死亡7人負傷

29日未明、ウクライナの首都キーウがロシア軍の無人機とミサイルの攻撃を受け、市内で1人の死亡と7人の負傷が確認された。高層住宅や駐車中の車両が損壊・炎上し、夜明け前の街にはサイレンと爆発音が途切れなく響いたという。本記事では、度重なる首都攻撃が、市民の暮らしと長引く戦争にどのような影を落としているのかを見ていく。

中国の王毅外相が英高官に「一つの中国」順守要求 日本巡る立場を説明

中国の王毅外相が英高官に「一つの中国」順守要求 日本巡る立場を説明

中国の王毅外相が11月28日、北京で英国のジョナサン・パウエル首相補佐官(国家安全保障担当)と会い、日本を巡る中国の立場を説明した。中国外務省や新華社電によると、王氏は台湾を含む「一つの中国」原則の順守と、第2次大戦の戦後秩序を共に守るよう英国に求めたという。日本との緊張が高まるなか、中国がなぜ英国にまでメッセージを送るのか、その狙いと影響をたどる。

ゼレンスキー側近イェルマーク長官辞任 汚職捜査で和平交渉の「顔」交代

ゼレンスキー側近イェルマーク長官辞任 汚職捜査で和平交渉の「顔」交代

ウクライナのゼレンスキー大統領の最側近で、ロシアとの和平交渉を担ってきたイェルマーク大統領府長官が、11月28日に辞任した。汚職疑惑を捜査する国家反汚職局などが同日、自宅などを家宅捜索したことを受けた動きだ。戦時下の政権中枢で交渉の「顔」が入れ替わる事態となり、市民や国際社会の視線が一段と厳しく注がれている。

イスラエルのヒズボラ幹部殺害に「報復する権利」 カセム師が新たな戦争も示唆

イスラエルのヒズボラ幹部殺害に「報復する権利」 カセム師が新たな戦争も示唆

イラン支援を受けるレバノンの武装組織ヒズボラの指導者ナイム・カセム師が11月28日、イスラエルによる幹部司令官殺害を受けてテレビ演説を行った。「報復する権利があり、その時期はわれわれが決める」と述べ、場合によっては新たな戦争も起こり得るとの見方を示した。停戦から1年を経たレバノンで、市民は再び大規模衝突に巻き込まれる不安に直面している。

ウクライナ協議の山場で米不在 NATO外相会合に広がる不安

ウクライナ協議の山場で米不在 NATO外相会合に広がる不安

米国のルビオ国務長官が、12月3日にブリュッセルで開かれるNATO外相会合を欠席する見通しとなった。年2回の定例会合に米外交トップが姿を見せないのは極めて異例で、ロシアの侵攻が続くウクライナ情勢を巡る協議が山場を迎えるなか、同盟国の間には不安も広がる。米国の「空席」は、NATOとウクライナ支援への信頼をどこまで揺らすのか。

駐日中国大使館が石破元首相発言をX投稿 「理解と尊重」だけ切り取り

駐日中国大使館が石破元首相発言をX投稿 「理解と尊重」だけ切り取り

駐日中国大使館が11月28日、X(旧ツイッター)の公式アカウントで自民党の石破茂前首相の講演内容を取り上げた。台湾をめぐる中国の主張を、日本の歴代政権が理解し尊重してきたという趣旨の部分だけを切り出し、日中関係が揺れる局面で世界に向けて発信した形である。産経新聞などの報道では、投稿には石破氏の顔写真も添えられていたとされる。政治家の一言は、どこまで外交のカードとして利用されてしまうのか。

中国に続きロシアも反発 与那国ミサイル配備が周辺国の不信を呼ぶ

中国に続きロシアも反発 与那国ミサイル配備が周辺国の不信を呼ぶ

沖縄県与那国島への新たなミサイル部隊配備をめぐり、中国に続いてロシアも強く反発している。日本最西端の小さな島は、台湾や東シナ海をにらむ防衛の要として注目が集まる一方、周辺国の不信も高まる。島の暮らしと地域の安全保障のあいだで、何が揺れているのかを見ていく。

政党収入の7〜8割が税金、交付金頼みの実態鮮明に 企業献金より重い「私たちの税金」

政党収入の7〜8割が税金、交付金頼みの実態鮮明に 企業献金より重い「私たちの税金」

総務省は28日、令和6年分の政治資金収支報告書を公表した。主要政党の収入のうち、税金が原資の政党交付金が占める比率は7〜8割に達し、国民民主党では8割超に上る。企業・団体献金の受け皿を持つ自民党も、収入の7割以上を交付金が支える構図だ。一方で、党員や支持者からの会費・個人献金を軸にする新興勢力も現れつつある。私たちの税金に依存する政党財政が、有権者との距離や政治への信頼にどんな影響を及ぼすのかを考…

台湾情勢で日中緊張高まる中 フランスが中国に「緊張高めるな」

台湾情勢で日中緊張高まる中 フランスが中国に「緊張高めるな」

中国と日本のあいだで台湾情勢をめぐる緊張が高まるなか、フランスが静かに口を開いた。27日、中国外務省は王毅外相とマクロン仏大統領の外交顧問ボンヌ氏が電話協議を行ったと発表し、同じ日に仏大統領府の高官は、日中双方に自制を求めつつ「とりわけ中国には緊張を高めないことが必要だ」と語った。欧州の一言は、日本の安全保障議論にどんな影響を与えるのか。

NHK会長宅警備費で賠償命令 立花党首に約139万円支払い判決

NHK会長宅警備費で賠償命令 立花党首に約139万円支払い判決

政治団体「NHKから国民を守る党」の立花孝志党首に、NHK会長宅の警備費をめぐって賠償を命じる判決が出た。東京地裁は11月28日、約139万円の支払いを認定し、受信料を巡る言動が公共放送の業務を妨げたと判断した。政治的なパフォーマンスが生む警備コストを、誰がどこまで負担すべきなのかが改めて問われている。

「撤回してはダメ」 榛葉幹事長が高市答弁を擁護、中国に譲らぬ姿勢

「撤回してはダメ」 榛葉幹事長が高市答弁を擁護、中国に譲らぬ姿勢

台湾有事が日本の「存立危機事態」になり得るとした高市早苗首相の国会答弁を巡り、中国政府が撤回を強く求めている。こうした中、国民民主党の榛葉賀津也幹事長は27日、インターネット番組で「撤回してはダメだ」と述べ、中国に押し切られない姿勢を示した一方、外交努力の重要性も訴えた。発言を巡る論争は、市民の安全保障観と外交のバランスをどう取るのかという問いを突きつけている。

浜崎あゆみ、上海公演を前日中止 台湾有事リスクが音楽直撃

浜崎あゆみ、上海公演を前日中止 台湾有事リスクが音楽直撃

歌手の浜崎あゆみさんが、29日に予定していた中国・上海でのコンサートを前日に中止すると明らかにした。28日朝に現地の主催者から要請を受け、5日がかりで組み上げた大規模ステージと、日中あわせて約200人のスタッフ、約1万4000人規模の観客は行き場を失った。台湾有事をめぐる日中の対立が、音楽を楽しむ人々と現場にどんな負担を強いているのかが浮かび上がっている。

2025年度補正18兆円超・経済対策21兆円 家計・企業・将来世代の分け前は

2025年度補正18兆円超・経済対策21兆円 家計・企業・将来世代の分け前は

政府は11月28日、物価高対策と成長投資を柱とする2025年度補正予算案を閣議決定した。一般会計の歳出は18兆円超で、関連する総合経済対策の国費は約21兆円規模にのぼる。高市早苗首相の下での初の本格的な予算編成となり、「責任ある積極財政」の試金石と位置づけられる。一方で、12月17日までの臨時国会で成立を急ぐ裏側では、家計や中小企業、さらには将来世代がどのように負担と恩恵を分け合うのかという問いも…

同性婚「合憲」初判断 東京高裁が一転の流れ示す

同性婚「合憲」初判断 東京高裁が一転の流れ示す

同性カップルが国を訴えた「結婚の自由をすべての人に」訴訟の控訴審で、東京高裁は11月28日、同性婚を認めない民法や戸籍法の規定は憲法違反とまでは言えないと判断した。先に出た5件の高裁判決はいずれも違憲とし、今回が初の合憲判断となった。憲法をどう読むかが割れる中で、当事者の暮らしと政治の責任をどこに置くのかがいま問われている。

トランプ氏「第三世界からの移民恒久停止」表明 市民権はく奪にも言及

トランプ氏「第三世界からの移民恒久停止」表明 市民権はく奪にも言及

トランプ米大統領は27日、交流サイト「トゥルース・ソーシャル」に、いわゆる「第三世界諸国」からの移民受け入れを恒久的に停止する方針を書き込んだ。米国の移民制度を「完全に回復させる」ことが狙いだとし、非市民への連邦給付の打ち切りや、市民権はく奪にも踏み込む構想を示している。極端な線引きは誰の安全を高め、誰の生活を揺さぶるのかが、今回の発表の焦点になっている。

坂井前公安委員長にパチンコ業界から献金 規制当局との距離が再び焦点に

坂井前公安委員長にパチンコ業界から献金 規制当局との距離が再び焦点に

治安行政のトップを務めた経験を持つ自民党の坂井学・前国家公安委員長の政党支部が、所管するパチンコ業界の企業から寄付を受けていたことが政治資金収支報告書で明らかになった。対象期間は2022〜24年で、パチンコ店を運営する2社からの献金は合計120万円に上る。このうち18万円分は、坂井氏が国家公安委員長として在任していた2024年10〜12月と重なる。また、2000年に解散・登記閉鎖された有限会社から…

米政権、19カ国出身の永住権保持者を一斉再審査へ 州兵銃撃事件受け安全網強化

米政権、19カ国出身の永住権保持者を一斉再審査へ 州兵銃撃事件受け安全網強化

米ワシントンで州兵2人が撃たれた事件を受け、トランプ政権は11月27日、「懸念国」19カ国出身のグリーンカード(永住権)保有者全員の在留資格を再審査すると打ち出した。指示を受けた米移民局(USCIS)のジョー・エドロー局長は、X(旧ツイッター)で「全面的で厳格な再審査」に踏み切ると公表している。 事件の容疑者がアフガニスタン出身の移民だったことから、同国出身者の新規申請は事実上すべて停止された。安…

プーチン氏「米停戦案は将来の合意の土台」 見え始めた和平の道か駆け引きか

プーチン氏「米停戦案は将来の合意の土台」 見え始めた和平の道か駆け引きか

ロシアのプーチン大統領が11月27日、ウクライナ戦争の停戦を巡る米国の新提案について「将来の合意の土台になり得る」と言及した。一方で、ウクライナ軍が現在の前線から退かないなら軍事力で支配地域を広げる考えも崩しておらず、来週には米国特使スティーブ・ウィトコフ氏のモスクワ訪問を受け入れる構えを示した。和平への道が開けつつあるのか、それとも圧力の手段を増やしただけなのかが問われている。

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