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21日のFNN報道によると、2025年12月22日の8号機失敗で打上げを止めているH3ロケットについて、政府とJAXAは早ければ2026年6月10日にも試験色の強い便で再開する方針だという。H3の復旧は、原因対策を実機に反映する段階へ入る公算が大きくなってきた。
PSS不具合と6号機の試験運用
失敗後の原因調査は文部科学省の調査・安全小委員会で続いている。2026年3月24日に公表された資料では、衛星搭載構造のうち、衛星搭載アダプタ(PSS)内部の製造上の問題が有力原因として扱われ、調査の重心は搭載構造側に絞られてきた。
同時期の報道では、PSS内部の接着不良や剥離が最有力シナリオとして伝えられている。JAXAはH3ロケット6号機を「30形態試験機」と位置付け、今後の打上げ案件として案内しており、再開便はこの機体を軸に対策の妥当性を飛行で確かめる性格が強まっている。
一部報道では、補修した部材を使って飛行データを集める案も伝えられている。2023年の初号機失敗後に立て直しを進め、2024年以降は成功打上げを重ねていたH3にとって、今回はエンジンではなく衛星を支える構造部の信頼性をどう回復するかが再開の前提となる。
再開日程の未公表と本格運用への次段階
ただ、JAXAは4月21日時点で2026年6月10日を打上げ日として公表していない。再開便の正式なミッション名や搭載物も示しておらず、実衛星を載せるのか、ダミー搭載物で検証飛行に臨むのかもなお固まっていない。
山川宏理事長は2026年4月10日前後、早期の打上げ再開を目指す考えを示していた。6号機を起点に飛行実証までこぎ着ければ、止まっている後続ミッションの整理や衛星打上げ計画の立て直しに向けた工程表も具体化しそうだ。
再開便で対策の有効性を示せるかどうかは、H3の本格運用再開を占う分岐点になる。6月前後の再挑戦が実現すれば、日本の基幹ロケットの復旧がどこまで前進するのか、官民の宇宙計画全体に与える影響も含めて注目が集まる。
