イラン最高指導者モジタバ師、父アリ師殺害への復讐を表明

イラン最高指導者、父アリ・ハメネイ師らを殺害した「犯罪者」への復讐を誓う書面声明

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イランの最高指導者モジタバ・ハメネイ師は現地時間2026年7月11日、父のアリ・ハメネイ前最高指導者らを殺害した「犯罪者」への復讐を誓う書面声明を出した。復讐は「国民の要求」であり、必ず実行されると表明した。声明は父の葬儀・埋葬行事の終了後、国営テレビで読み上げられた。

指導者の生死を超えた報復を強調

アリ師は現地時間2月28日、戦争開始時の米国とイスラエルによる空爆で死亡した。モジタバ師は3月にも、両国の攻撃で死亡した人々への報復を表明していた。

今回の声明では、報復は自身や他の当局者が存在するかどうかに左右されないと主張した。報復を特定の指導者個人に依存しない方針として示した形だ。

モジタバ師は7月上旬の葬儀・埋葬行事に、公の場では姿を見せなかった。声明は具体的な報復手段や対象、実行時期には触れていない。

海峡協議の翌日に軍事的緊張が再燃

アリ師の葬儀では、一部の参列者が米国やトランプ大統領への報復を求めるスローガンを掲げた。一方、公開された声明要旨や報道引用では、「犯罪者」「殺人者」との表現はあるものの、米国やイスラエルを明示的に名指しした部分は確認できない。

声明が伝えられた現地時間11日、イランとオマーンの外相はマスカットでホルムズ海峡の安全と航行の自由を協議し、政治・技術両面で協議を続けることで合意した。ただ、翌12日には、オマーンがムサンダム、ウスタ両県へのドローン攻撃を巡ってイラン大使を召喚し、正式に抗議した。外交協議が続く一方、軍事的緊張は一段と高まっている。

参考・出典

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