トランプ氏、核合意不成立なら対イラン攻撃再開も 米イラン枠組み後に圧力
トランプ米大統領は14日のニューヨーク・タイムズのインタビューで、イランとの最終的な核合意がまとまらない場合、対イラン攻撃の再開も選択肢になるとの考えを示した。さらに、米国が「中東の守護者」となる代わりに地域収入の20%を受け取る案にも触れた。米国とイランは戦争終結とホルムズ海峡再開に向けた枠組みで一致したが、核問題の扱いは後続協議に残っている。
本ページでは「核合意」をテーマとした記事を一覧で掲載しています。
トランプ米大統領は14日のニューヨーク・タイムズのインタビューで、イランとの最終的な核合意がまとまらない場合、対イラン攻撃の再開も選択肢になるとの考えを示した。さらに、米国が「中東の守護者」となる代わりに地域収入の20%を受け取る案にも触れた。米国とイランは戦争終結とホルムズ海峡再開に向けた枠組みで一致したが、核問題の扱いは後続協議に残っている。
米国とイランの核協議が節目を迎える。アッバス・アラグチ外相は24日、合意は現実味を帯びているとしつつ、対話を前に置くことが前提だと条件を付けた。26日にスイス・ジュネーブで予定される第3回協議を前に、早期決着へ圧力と期待が同時に高まっている。
中東での米軍展開が増すなか、米国とイランの核協議が「妥結へ向けた数日」を迎えている。イランのアッバス・アラグチ外相は米東部時間20日(日本時間21日)、米国側に示す対案の草案を数日中に準備できるとの見通しを示し、外交的合意は「非常に短期間」で達成できるとの考えも語った。
交渉の期限をにおわせる発言が、中東情勢の緊張を一段と高めている。トランプ大統領は米国時間20日(日本時間21日)、イランに核計画の抑制で合意を迫る中で、同国への「限定的な攻撃」を検討していると記者団に述べた。
米国とイランの核合意をめぐる駆け引きが続く中、濃縮ウランの「域外搬出」を現実の選択肢として扱う動きが出てきた。ロシア国営原子力企業ロスアトムのアレクセイ・リハチョフCEOは19日、イランが米国との交渉で撤去合意に至るなら、ロシアは受け入れる用意があると述べたとインタファクス通信が報じた。
核合意の立て直しを探る米国とイランの交渉が、2月17日、スイスのジュネーブで続いた。イランのアッバス・アラグチ外相は、協議で「指針となる原則」に大筋で合意したと説明した。一方で、合意文書の草案づくりは難航し得るとして、なお作業が必要だとの見通しも示した。
イランの核問題を巡り、米国の圧力が一段と強まった。トランプ大統領は米国時間13日(日本時間14日)、体制転換が「最善の結果になり得る」との認識を示し、協議がまとまらなければ軍事行動もあり得るとの構えをにじませた。中東周辺の軍事的プレゼンスも拡大している。
核問題をめぐる米国とイランの駆け引きが再び熱を帯びている。米国時間10日(日本時間11日)、トランプ大統領は「イランは合意を望んでいる。合意しないなら愚かだ」と述べ、核と弾道ミサイル計画を一体で縛る取引に応じるよう圧力を強めた。
制裁解除をめぐる米国との駆け引きが、イラン核問題の交渉を再び動かしつつある。イランの原子力庁トップ、モハンマド・エスラミ長官は2月9日、全ての金融制裁が解除されるなら、ウラン濃縮度を低下させることを検討する可能性があると述べた。濃縮の「停止」ではなく「低下」を条件付きで示した点が注目される。
ウラン濃縮の扱いが米国との核協議の最大の焦点となる中、イランのアッバス・アラグチ外相は2月8日、濃縮の放棄は「決してない」と明言した。戦争の脅しにも屈しないと強調し、交渉再開で高まった緊張緩和への期待に冷や水を浴びせる形となった。
核合意の行方を左右する米国とイランの協議が、6日にオマーンの首都マスカットで行われた。オマーンの仲介で代表団が直接向き合わない「間接交渉」とし、米軍が中東周辺に大規模な戦力を展開する緊迫局面で、対話の糸が細くつながった格好だ。
米国とイランが、核問題を巡る協議をトルコ・イスタンブールで6日に再開する方向で調整に入った。軍事的な圧力を強める米国と、譲歩に慎重なイランの間で、交渉は「再開そのもの」が緊張緩和の試金石になる異例の局面だ。
国連の対イラン制裁が再発動した。核合意の枠組みに基づく「スナップバック」が作動し、武器移転や弾道ミサイル関連の取引など幅広い禁制が戻る。イランは強く反発し、中国・ロシアの後押しを得て抵抗の構えを崩さない。米欧との溝は深まり、核問題の外交解決は、いま一段と遠のいたように見える。
日本時間の2025年9月28日 9:00、イランに対する国連制裁が自動的に再発動された。核合意の枠組みから外れた核活動が続くと判断され、安保理での調整は土壇場で不調に終わった。核関連や武器取引への網が一括で戻り、協力停止を示唆するイランと欧米の対立が一段と深まる局面に入った。