タイ地方公務員試験、任用済み5814人で得点不一致 中央人事3委が取消し判断へ

タイ、地方公務員5,814人で試験得点に不一致 任命取り消しを23日審議

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タイの地方公務員採用試験で、任命済みの5,814人について答案画像と公表得点の不一致が判明した。中央試験委員会は現地時間2026年7月15日、任命取り消しの是非を審議する3つの中央人事委員会へ対象者の情報を送った。

3,621人は確認後の得点で合格基準未満

得点が一致しなかった5,814人のうち、3,621人は答案画像から確認された得点では合格基準に届かなかったが、公表時には合格水準まで引き上げられていた。

別の1,713人は元の得点でも合格していたものの、公表得点がさらに高く、採用順位が上昇した可能性がある。両者を合わせた5,334人で得点の上昇が確認された。残る480人は得点差が小さいか、答案画像が不鮮明だったため、原本との追加照合が必要とされた。

ただし、対象者が得点変更を認識、依頼、共謀していたかは個別に確定していない。得点を基に任命の有効性を判断する行政手続きと、故意や関与を問う刑事・懲戒手続きは別に進められる。

無作為抽出79人中48人で得点が不一致

問題発覚後の初期調査では、79人を無作為に抽出して答案コピーと処理済み得点を比較した結果、48人で食い違いが確認された。これを受け、地方行政局は7月3日、任命対象として呼び出された15,520人について得点の再照合を進めた。

最新の内務省資料によると、15,520人のうち実際に出頭して着任したのは14,988人だった。再照合では、そのうち5,814人に得点の不一致が見つかった。

調査では、合格者データのファイルに115回のアクセス記録が残り、答案画像の得点と結果公表に使われた処理済み得点にも差が確認された。当局は、試験結果の処理や合格者名簿の作成段階でデータが改変された可能性を調べている。

NACC、ノンタブリ県の企業を捜索

国家汚職防止委員会(NACC)は6月22日、不正疑惑に関連してノンタブリ県の企業を捜索した。NACCは、現場にいた10人超の多くが政府職員で、金銭を支払った受験者を合格させるため、コンピューター上の答案コピーを公表済みの得点に合わせて修正していたと発表した。

3つの中央人事委員会は7月23日、対象者の任命を取り消すか審議する予定だ。取り消しが認められた場合、最終的な命令は対象者を雇用する各地方行政組織の長が出す。7月17日時点で、任命取り消しの最終決定は確認されていない。

参考・出典

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