米政権、カタール寄贈機の情報流出調査で携帯提出要求

米政権、カタール寄贈の大統領専用機で大規模漏洩調査 政府当局者に携帯電話提出を要求

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CNNは、ワイルズ大統領首席補佐官とパテルFBI長官が米東部時間7月10日、カタール寄贈の大統領専用機を巡る情報漏洩調査を主導し、一部の政府当局者に携帯電話の提出を求めたと報じた。

NATO首脳会議の同行・関係者にも情報提供を要請

CNNによると、捜査担当者はホワイトハウス敷地内で一部当局者に携帯電話の提出を求めた。トルコで開かれたNATO首脳会議への大統領同行や訪問準備に関わった複数機関の職員にも、情報や端末の提供を要請した。全員が提出に応じたわけではなく、少なくとも1機関は、外部機関から要請を受けた場合は所属先の弁護士に連絡するよう職員に通知したという。

ホワイトハウス当局者はCNNに対し、大統領やスタッフ、同行記者の安全を危険にさらす漏洩は国家安全保障上の脅威だと説明した。

機体変更の理由、政府説明と匿名情報源の証言が食い違い

APによると、カタール寄贈機は現地時間7月7日にトルコへ到着したが、トランプ氏は8日の帰路で従来のVC-25Aに乗り、英国のミルデンホール英空軍基地で寄贈機へ乗り換えた。トランプ氏は、寄贈機を基地の米軍関係者に見せるための運用だったと説明し、安全上の理由を否定した。

一方、ニューヨーク・タイムズは匿名情報源に基づき、従来機への変更はシークレットサービスの要請によるもので、寄贈機には従来機が備える一部の高度な安全機能やミサイル対抗能力がなかったと報じた。CNNの情報源も、トルコ到着後に安全性評価が変わり、寄贈機は従来機ほど安全ではないと説明している。

ホワイトハウスの公式サイトは従来のVC-25Aについて、空中給油、安全な通信、電磁パルス対策などの機能を説明している。ただし、これはカタール寄贈機の仕様を示す説明ではない。寄贈機との具体的な装備差や、実際に搭載されている安全機能は公表されていない。

NYT記者3人への召喚状、取り消し申立て

司法省がニューヨーク・タイムズの記者に召喚状を発付したのは米東部時間7月10日で、翌11日に明らかになった。APとロイターによると、同紙は15日、実際に召喚状を受け取った記者3人について、取り消しを求める申立てをニューヨーク南部地区連邦地裁に提出した。司法省は、記者は捜査対象ではなく、機密の国家安全保障情報を漏らした人物を特定するための重要証人だと説明している。

司法省の現行マニュアルは、報道関係者への召喚状について原則として司法長官の承認を必要と定めている。今回の承認の有無は公表されていない。

ホワイトハウスはCNNに対し、法的に可能な措置で情報流出に関わった人物を特定し、再発防止を図る方針を示した。

参考・出典

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