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AWSのAmazon CloudFrontで2026年7月16日16時45分(日本時間)ごろ、VPCオリジン接続の5xxエラーが増加した。障害は20時18分まで続き、国内ではPayPayの決済やアプリ機能などに影響した。AWSは内部接続基盤の制約が原因だったと説明した。
VPCオリジン接続で5xx、内部制約が原因
AWSの最終報告によると、影響を受けたのはCloudFrontのVPCオリジン接続を利用する顧客で、ほかの種類のオリジン接続には影響しなかった。
原因は、VPCオリジンへのプライベート接続を管理する基盤が内部制約に達したことだった。これにより、ネットワーク処理装置へルーティング設定を配布するシステムが更新データを正しく読み込めず、接続エラーが増加した。
VPCオリジンは、外部へ直接公開していないプライベートサブネット内のALBやNLBなどの負荷分散装置、EC2インスタンスをCloudFrontの配信元にできる仕組みだ。CloudFrontをアプリケーションへの単一の入口とし、配信元への直接アクセスを抑えられる。
PayPay、一部決済は18時30分まで影響
ケータイ Watchによると、PayPayは障害発生中、決済時にオフライン支払いモードを利用するよう案内した。PayPay公式ヘルプでは、同モードの上限を1回当たり5万円、過去24時間に5回、過去30日間に20回としている。
PayPayの公式発表によると、一部の支払いは16時55分ごろから18時30分ごろまで利用できない場合があった。サービスサイトの一部は19時35分ごろ、アプリの一部機能は20時15分ごろまで影響した。
Airペイ QRも、PayPayの一部取引が16時55分から18時30分まで成立しなかったと公表した。原因はPayPayが利用するAWSの障害としている。
noteなどでも同時期に接続不調
ITmedia NEWSは、PayPayのほか、note、ニコニコ生放送、はてなブログでも同時期に利用しにくい状態が確認されたと報じた。ただし、これらの各社が今回のCloudFront障害との因果関係を公表した事実は確認できていない。
AWSの最終報告では、VPCオリジン接続の障害は日本時間20時18分に完全復旧した。ITmedia NEWSによると、AWSは21時20分ごろに復旧を発表した。
