バフェット氏、バークシャー株60億ドル分を4財団へ ゲイツ財団外す

バフェット氏、ゲイツ財団への年次寄付を停止 60億ドル相当を家族4財団へ

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バークシャー・ハサウェイは2026年7月14日(米国時間)、ウォーレン・バフェット氏が同社B株1200万株を4つの家族関連財団へ寄付すると発表した。ロイターとAPは時価を約60億ドルと算定し、20年にわたり年次寄付を受けたゲイツ財団は対象から外れた。

エプスタイン問題との因果関係は明言せず

ロイターが引用したウォール・ストリート・ジャーナルの6月30日報道では、バフェット氏はゲイツ財団とジェフリー・エプスタイン氏の関係を巡る外部レビューの結果を待ち、寄付継続の可否を判断するとされていた。今回の声明は寄付先変更の理由に触れておらず、エプスタイン問題との直接の因果関係は確認できない。

ゲイツ財団は2026年2月、一部職員が世界保健・開発向けの資金確保を目的にエプスタイン氏と接触したものの、協働や基金設立には至らず、同氏への支払いや雇用もなかったと公表した。3月には、過去の関わりと新たな慈善パートナーの審査方針を対象とする外部レビューを委託した。レビューは継続中で、2026年夏に理事会と経営陣が進捗報告を受ける予定としている。

ゲイツ氏は2026年6月10日(米東部時間)、米下院監視・政府改革委員会の非公開聴取で、2011年から2014年までエプスタイン氏と複数回面会したと説明した。財団の組織運営についてエプスタイン氏が提案したとの見方を「完全に誤り」と否定し、同氏の継続的な犯罪行為を目撃したり、その兆候を把握したりしたことはないと証言した。APとロイターによると、ゲイツ氏はエプスタイン氏の犯罪への関与を否定しており、その犯罪に関与したとして起訴されていない。

残る株式も2034年までに家族関連財団へ

バークシャー・ハサウェイによると、今回の内訳はスーザン・トンプソン・バフェット財団が900万株、シャーウッド財団、ハワード・G・バフェット財団、NoVo財団が各100万株。バフェット氏は、残る株式も2034年12月31日までに4財団へ寄付すると表明した。

同氏は2006年以降、ゲイツ財団へ470億ドル超のバークシャー株を寄付してきた。2025年には同財団へ45億ドル超、家族関連財団へ約28億ドルを寄付した。ゲイツ財団トラストの2024年末財務諸表は、条件付き寄付を条件充足時に収益計上する会計方針を示しており、同年末に寄付金受取債権は計上されていなかった。

参考・出典

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