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セルビアのスネジャナ・パウノヴィッチ行政・地方自治相によるコソボの「民族浄化」を巡る発言を、欧州委員会は2026年7月14日(現地時間)に非難した。コソボのジェラリ・スヴェチラ内務相も同日、同相の入国と通過を恒久的に禁じた。
「ミロシェビッチの立場なら」と発言
Kurir TVは7月11日付で、パウノヴィッチ氏が出演した番組「Neispričano」の動画を公開した。同氏は番組で「1998年に自分がスロボダン・ミロシェビッチの立場なら、コソボを民族浄化していただろう」と述べた。
同氏は、アルバニア系住民を殺害する意味ではなく、セルビアの一員だと感じない者を「母国」のアルバニアへ去らせる趣旨だったと説明した。当時、ミロシェビッチはユーゴスラビア連邦共和国の大統領だった。
EUが非難、コソボは入国禁止
2EU BrusselsやVremeによると、欧州委員会のアニッタ・ヒッパー外交担当報道官は14日、民族浄化を正当化・擁護する言説に欧州で居場所はないと非難した。こうした発言は人間の尊厳、和解、説明責任、善隣関係というEUの価値観に反し、EUが仲介するベオグラード・プリシュティナ間対話でセルビアが負う義務にも反すると述べた。
KOHAやロイターによると、コソボのジェラリ・スヴェチラ内務相は同日、パウノヴィッチ氏をペルソナ・ノン・グラータに指定し、コソボへの入国と通過を恒久的に禁じたと発表した。
SPS副党首でもあるパウノヴィッチ氏は発言を撤回せず、反発を「プロパガンダ」とし、SPSの政治を否定しないと表明した。SPS内では見解が分かれ、イビツァ・ダチッチ副首相兼内相は批判を「恥ずべきで偽善的」と反論し、コソボから追放されたセルビア人の問題を挙げた。一方、SPS幹部のブランコ・ルジッチ氏は、民族浄化は党の政策ではなかったと述べた。
参考・出典
- 11.07.2026. SNEZANA PAUNOVIĆ | Kurir TV
- Commission condemns Serbian minister’s statement that she would have ethnically cleansed Kosovo
- Dacic: “Shameful and hypocritical” attacks on Minister Paunović for her statement on ethnic cleansing
- Kosovo declared Serbian minister persona non grata after fascist statement
- Srpska ministrica: ‘Da sam bila Milošević, etnički bih očistila Kosovo!’
