米商務省次官、NVIDIA H200の中国出荷開始も数量は「非常に少ない」

NVIDIA、H200の中国向け出荷を開始 米商務次官「数量はごく少ない」と説明

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米商務省のジェフリー・ケスラー産業安全保障担当次官は2026年7月14日(米東部時間)、下院外交委員会の公聴会で、NVIDIAのAI半導体H200について、中国向け出荷が始まったものの、数量は「ごく少ない」と説明した。ロイターとブルームバーグ・ローが報じた。

5月の「納入ゼロ」から状況変化

ロイターによると、ケスラー次官は輸出許可申請と審査状況をまとめた非公開リストを議会に提出したが、具体的な出荷数量や購入者は明らかにしなかった。現時点で大規模な供給開始を裏付ける情報はない。

同報道によると5月、米商務省がアリババ、テンセント、バイトダンス、JDドットコムなど中国企業約10社にH200の購入を認めた一方、納入はゼロだったと報じていた。今回の証言で、少量ながら実際の出荷が始まったことが確認された。

同日、ロイターは別の記事で、ZTE子会社のZTE Kangxun TelecomとサーバーメーカーのMaginfraがH200の購入許可を得たと報じた。両社への実際の出荷有無や、ケスラー次官が議会に提出したリストとの関係は明らかになっていない。

安全保障要件を条件に個別審査

米商務省産業安全保障局(BIS)は1月13日、H200やAMD MI325Xなどの対中輸出ライセンスを一定条件の下で個別審査する規則改定を発表した。規則は1月15日に発効した。

申請者には、米国内の供給を確保し、対中輸出のために米国向け先端半導体の生産能力を振り向けないこと、中国・マカオ向けの出荷総量を同製品の米国内向け出荷量の50%以下に抑えること、購入者による顧客確認と不正利用防止、米国内の独立した第三者機関による性能試験などが求められる。

ロイターは1月、中国当局がバイトダンス、アリババ、テンセントによる合計40万個超の購入を条件付きで認めたと報じた。ただ、ロイターは7月8日、The Informationを引用し、中国側が承認する総数は20万個未満となる可能性があると伝えた。中国側の最終的な承認数量と、実際の発注・出荷への移行状況は確定していない。

参考・出典

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