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世界で今、何が起きているのか。
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国際政治、経済、紛争、テクノロジー動向などを横断的に整理し、点ではなく構造として世界を見るための視点を提供します。

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米が国際有志連合とホルムズ海峡護衛へ 通航正常化への道筋は不透明

米が国際有志連合とホルムズ海峡護衛へ 通航正常化への道筋は不透明

ホルムズ海峡の安全確保を巡り、米政権は抑止の意思と実行上の制約を同時に抱える段階に入った。ベセント財務長官は2026年3月12日、米海軍が国際有志連合と連携し、軍事的に可能になり次第、同海峡を通る船舶の護衛に踏み切る考えを示した。もっとも、方針表明がそのまま早期の通航正常化につながる情勢ではない。

戦場データを同盟国へ開放 ウクライナが無人機AI開発後押し

戦場データを同盟国へ開放 ウクライナが無人機AI開発後押し

戦場で蓄積した映像や交戦記録が、兵器そのものに並ぶ外交・技術資産として前面に出てきた。ウクライナは12日、無人機向けAIの開発を後押しするため、戦場データを同盟国が訓練用に使えるようにする方針を示した。前線で磨かれた実データを共有し、迎撃能力の底上げと共同開発を急ぐ構えである。

ロシア産原油の滞留貨物を一部解禁 米財務省が特例措置

ロシア産原油の滞留貨物を一部解禁 米財務省が特例措置

対ロ制裁の枠組みが崩れたわけではない。米財務省が打ち出したのは、原油高と中東情勢の緊迫で海上に滞留した貨物を動かすための限定的な例外処置で、ロシア産原油の購入を各国に広く解禁する内容ではない。市場の混乱回避を優先しつつ、対ロ圧力の看板を外さないという、米政権の苦しい両立策が浮かんだ。

イラン新指導者モジタバ師が初声明 ホルムズ海峡封鎖を維持

イラン新指導者モジタバ師が初声明 ホルムズ海峡封鎖を維持

中東の軍事危機は、イランの権力継承が早くも海上輸送と地域安全保障を巻き込む段階に入ったことを示した。父アリ師の死去後に最高指導者となったモジタバ・ハメネイ師は3月12日の初声明で、米国とイスラエルに対抗する国民の結束を訴え、ホルムズ海峡の封鎖を圧力手段として維持する方針を打ち出した。

米空中給油機「KC-135」1機を喪失 イラク西部の友軍空域で事故

米空中給油機「KC-135」1機を喪失 イラク西部の友軍空域で事故

敵の攻撃ではない形で、米軍の補給態勢に新たな不確実性が生じた。米中央軍は3月12日、イラク西部の友軍空域で米軍のKC-135空中給油機1機を失ったと発表した。別の航空機も関与したが、敵対行為や味方による誤射は原因ではないとしており、搭乗員の状況を含む詳しい経緯はなお明らかになっていない。

露の戦法が中東へ波及 無人機攻撃で揺らぐ米英拠点の安全

露の戦法が中東へ波及 無人機攻撃で揺らぐ米英拠点の安全

中東で続く無人機戦の脅威が、米英部隊が集まるイラク北部の拠点にも及んだ。3月11日夜の攻撃では負傷者の評価に米英で差が残る一方、英国のジョン・ヒーリー国防相は翌12日、ロシアのウクライナ侵攻で磨かれた運用がイラン側にも生かされているとの見方を示した。迎撃で被害を抑えても、後方基地が安全圏ではなくなっている現実を改めて浮かび上がらせた。

レバノン退避範囲が首都圏へ拡大 民間人の生活圏を圧迫

レバノン退避範囲が首都圏へ拡大 民間人の生活圏を圧迫

退避通告の範囲が南部の村落から首都圏周辺へ広がり、イスラエルとヒズボラの戦闘は前線の応酬から住民全体の移動を伴う局面へ深まった。2024年10月12日の警告は、レバノン国内でどこまでが戦場なのかを曖昧にし、民間人の生活圏をさらに圧迫している。

中東派遣の仏軍兵士が死亡 イラク北部アルビルでドローン攻撃

中東派遣の仏軍兵士が死亡 イラク北部アルビルでドローン攻撃

中東での対テロ任務が縮小局面に入っても、展開部隊の危険が消えていない現実が改めて浮かんだ。フランスのエマニュエル・マクロン大統領は2026年3月13日、イラク北部のクルド人自治区アルビルで起きたドローン攻撃により、フランス兵1人が死亡したと明らかにした。現地の不安定さがなお各国軍の負担になっている。

前線展開中の米空母フォードで火災 兵士2人負傷も戦闘関連は否定

前線展開中の米空母フォードで火災 兵士2人負傷も戦闘関連は否定

前線に近い海域へ大型戦力を張り付ける局面では、敵の攻撃だけでなく艦内事故も即応態勢を揺らす。米海軍の空母ジェラルド・R・フォードで3月12日に火災が起き、米兵2人が負傷した。米軍は戦闘に関連した事案ではないとしており、緊張が続く地域での展開に別のリスクが浮かんだ。

Amazonが最大420億ドルの巨額社債 AI投資を加速へ

Amazonが最大420億ドルの巨額社債 AI投資を加速へ

Amazonが、AI向けデータセンターや半導体、クラウド基盤への巨額投資を支えるため、ドル建てとユーロ建てを組み合わせた大型の社債発行に動いた。関係者情報として伝えられている調達目標は約370億〜420億ドルで、実現すれば同社として異例の規模となり、AI投資競争が資金調達の局面でも一段と激しくなったことを示す案件になりそうだ。

MetaがAI専用SNS「Moltbook」買収 エージェント連携の基盤確保

MetaがAI専用SNS「Moltbook」買収 エージェント連携の基盤確保

Metaが3月10日、AIエージェント向けSNS「Moltbook」を買収した。生成AIの競争は高性能モデルの開発だけでなく、エージェント同士が情報をやり取りし、役割分担しながら動く運用基盤の確保へ広がっている。今回の買収は、FacebookやInstagramを抱えるMetaが、人間向けSNSで築いた強みをAI時代の新たなネットワーク設計に持ち込む動きといえる。

独Polariseが30MW級AI拠点を建設 主権確保へ国内計算力を倍増

独Polariseが30MW級AI拠点を建設 主権確保へ国内計算力を倍増

ドイツのAIインフラを国内勢で押さえる動きが一段と鮮明になった。新興企業Polariseは10日、バイエルン州アンベルクに30メガワット規模のAI向けデータセンターを建設する計画を明らかにした。稼働は2027年半ばを見込み、欧州各国が重要技術基盤の主導権確保を急ぐ中、ドイツ企業が自前で運営する計算能力を大きく押し上げる案件となる。

米政府系技術の流出疑い iPhone狙う高度キット「Coruna」の脅威

米政府系技術の流出疑い iPhone狙う高度キット「Coruna」の脅威

米政府向けに整備されたとみられるiPhone侵入技術が外部へ流出し、国家作戦から犯罪用途まで広がった可能性が浮上した。Googleの脅威分析部門は2026年3月3日、旧版iOSを狙う高度な攻撃キット「Coruna」を公表。監視業者による標的型攻撃に加え、ロシア系の対ウクライナ作戦や中国系の金銭目的グループによる悪用にもつながったと指摘している。

中国が精製燃料の輸出を抑制 中東危機による国内波及を警戒

中国が精製燃料の輸出を抑制 中東危機による国内波及を警戒

中国が精製燃料の海外流出を絞る動きは、中東発の原油供給不安が国内市場へ波及する前に備える措置といえる。輸出停止が実際に広がれば、国内の在庫確保には効く一方、アジアの燃料需給を一段と引き締め、価格の上振れ圧力を強める公算が大きい。

ホルムズ海峡の通航巡り情報交錯 インド船籍タンカー容認か

ホルムズ海峡の通航巡り情報交錯 インド船籍タンカー容認か

ホルムズ海峡の緊張で滞っていたインド向け輸送に、わずかな打開観測が浮上している。インド側ではインド船籍タンカーの通航をイランが認める方向との見方が出たが、イラン側は合意成立を否定した。海峡の封鎖状態がなお揺らぐ中、実際に航行が安定して再開するかは見通せない。

イラン指導部は機能維持 米情報機関「体制崩壊の兆候なし」

イラン指導部は機能維持 米情報機関「体制崩壊の兆候なし」

軍事圧力を強めても、体制そのものはすぐには揺らがない――。米情報機関は、米国とイスラエルによる対イラン攻撃が続くなかでも、指導部中枢はなお機能を保ち、近い将来の崩壊兆候は見えないとみている。戦果の誇示とは別に、政権転覆の難しさが改めて浮かんだ。

原油市場を外交カードに 革命防衛隊が価格高騰で米政権を揺さぶり

原油市場を外交カードに 革命防衛隊が価格高騰で米政権を揺さぶり

原油市場への圧力を外交カードとして使う構図が鮮明になった。イラン革命防衛隊は11日、価格高騰を嫌うトランプ大統領の弱点を突く形で、原油が1バレル=200ドルに達する可能性を示して威嚇した。軍事衝突が海上輸送と中東の供給網に広がるなか、エネルギー不安を米国内政へ直結させる狙いがうかがえる。

米政権が過剰生産の調査を開始 日本含む主要国へ新関税の道

米政権が過剰生産の調査を開始 日本含む主要国へ新関税の道

米政権は、非常事態権限による一律関税が司法判断で揺らいだ後も、通商圧力を弱める構えを見せていない。今度は相手国の「過剰生産能力」を不公正慣行として捉え直し、日本を含む主要貿易相手に新たな関税発動の道を開く調査に踏み出した。争点は緊急権限の適法性から、各国の産業政策そのものへ移りつつある。

中東全体の戦火拡大を懸念 トルコがイラン巡り外交余地を強調

中東全体の戦火拡大を懸念 トルコがイラン巡り外交余地を強調

軍事圧力の応酬が続く中東で、域内大国のトルコは戦闘拡大を止める仲介役を前面に出し始めた。ロイターなどによると、エルドアン大統領は2026年3月11日、イランを巡る戦争を中東全体が「火中に投じられる」前に止める必要があると訴え、外交になお余地があるとの認識を示した。

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