日本版CFIUS創設 対日投資の安全保障審査必須化へ
海外から日本企業への投資をめぐり、政府は審査の司令塔をつくる。国家安全保障局(NSS)など情報機関も加わる「対日外国投資委員会(日本版CFIUS)」を新設し、安全保障リスクが高い案件は委員会の審査を必須にする方針だ。重要技術や情報の流出を防ぐ狙いで、外為法(外国為替及び外国貿易法)の改正も視野に入る。
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海外から日本企業への投資をめぐり、政府は審査の司令塔をつくる。国家安全保障局(NSS)など情報機関も加わる「対日外国投資委員会(日本版CFIUS)」を新設し、安全保障リスクが高い案件は委員会の審査を必須にする方針だ。重要技術や情報の流出を防ぐ狙いで、外為法(外国為替及び外国貿易法)の改正も視野に入る。
政府は1月23日に始まる通常国会に向け、国家のインテリジェンス(情報収集・分析)機能を強める「国家情報会議」設置法案など、計61本の法案を提出する方向で検討に入った。政府・与党関係者が1月9日に明らかにした。一方、国旗を損壊・汚損した行為に刑事罰を科す「国旗損壊罪」の新設は、政府提出法案には盛り込まれなかった。
米財務省のスコット・ベセント長官は2026年1月8日、ベネズエラの石油分野への投資を巡り、大手は意思決定が遅くなりやすい一方、投機的な小規模企業や独立系(大手資本に属さない)企業は早く動く可能性が高いと述べた。ミネソタ経済クラブでの講演で、制裁(取引禁止など)運用の難しさと企業行動の差を結び付けた。
2024年12月の戒厳令(非常戒厳)宣布を巡り、内乱を首謀した罪などに問われた韓国の尹錫悦前大統領の論告求刑公判が1月9日、ソウル中央地裁で開かれた。審理は夜も続き、韓国メディアは特別検察官の求刑が10日にずれ込む可能性を伝える。法定刑は死刑または無期懲役などで、判決は2月にも言い渡される見通しだ。
中国が日本向けの軍民両用(デュアルユース)品目の輸出管理を強化した流れで、レアアース(希土類)やレアアース磁石についても、日本企業向けの輸出が絞られ始めたとの観測が広がっている。ロイターは1月8日、米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)の報道として、中国側が民生用途に影響しないと説明する一方、実務面では輸出許可(ライセンス)の審査が止まり、現場が揺れていると伝えた。
イランで2018年1月8日、首都テヘランを含む各地で大規模な抗議行動が続き、当局は治安部隊を厚く配置した。発端は2017年12月28日ごろからの物価高や失業など経済不安で、SNSを介して地方都市にも連鎖した。翌9日には議員が、拘束者が3,700人規模に上ると述べた。
ドナルド・トランプ米大統領は2026年1月8日夜、FOXニュースの番組で、麻薬組織(カルテル)に対する地上攻撃を「これから開始する」と述べた。米軍が東太平洋やカリブ海で繰り返してきた「麻薬運搬船」への攻撃に続く動きだが、作戦の範囲や手順などの詳細は示さなかった。
ベネズエラで1月8日、当局が「多数」の拘束者を段階的に釈放すると表明し、外国籍を含む一部の解放が確認された。ロイター通信によると、スペイン政府は自国民5人の釈放を発表し、人権活動家ロシオ・サンミゲル氏も含まれるという。動きは、米軍がニコラス・マドゥロ前大統領を拘束し、麻薬犯罪などの容疑で米国での訴追手続きが進むなかで起きた。
イエメン南部で主導権を争う動きが、サウジアラビアとUAEの協調にも影を落としている。サウジ主導の連合軍は2026年1月7日、UAEが支援する南部独立派「南部暫定評議会(STC)」トップのアイダロス・アルゾビディ氏の出身地周辺を空爆した。アルゾビディ氏は同日までにリヤド協議に姿を見せず、大統領評議会(PLC)から除名された。
カナダのマーク・カーニー首相とブラジルのルイス・イナシオ・ルラ・ダシルバ大統領は1月8日に協議し、ベネズエラの政治危機について、当事国の主権と民意を踏まえた「対話による移行」を後押しする考えで一致した。米国が軍事作戦でニコラス・マドゥロ氏の身柄を米国へ移したとされる中、国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)は介入が国際法を損なうと警告している。
シリアの暫定政府(国防省)は1月9日未明、北部アレッポでクルド人勢力との戦闘が続く3地区(シェイク・マクスード、アシュラフィエ、バニ・ゼイド)周辺で一時停戦を始めた。停戦は午前3時に発効し、武装勢力に対し同日午前9時までの退去を求めたとしている。
外務省は2026年1月9日、イタリアのジョルジャ・メローニ首相が1月15日から17日まで日本を公式実務訪問し、高市早苗首相と首脳会談を行うと発表した。会談後にはワーキングランチも予定する。2026年は日伊の国交樹立160周年に当たり、日本側は欧州で存在感を高めるイタリアとの連携を、主要7カ国(G7)内での調整力の強化にもつなげたい考えだ。
ウクライナの首都キーウで2026年1月9日未明、ロシアの無人機(ドローン)攻撃があり、当局者は少なくとも2人が死亡したと明らかにした。集合住宅や商業施設などで火災が相次ぎ、水の供給にも影響が出たとの情報がある。被害の全体像はなお更新が続いている。
欧州連合(EU)が進めるデジタル通信規制の見直しで、グーグルやメタ、ネットフリックス、マイクロソフト、アマゾンといった米大手プラットフォームは、通信事業者が求めていた強い義務付けを受けずに済む公算が大きい。関係者が1月8日、ロイターに明らかにした。規制改革案「デジタル・ネットワーク法(DNA)」は、ビルクネン上級副委員長が1月20日に公表する見通しだ。
米財務省のベセント長官は2026年1月8日、ミネソタ州での講演で、米国の制裁などを背景にイラン経済が高インフレや通貨安に見舞われ「持ちこたえる力が弱まっている」と述べた。反体制の抗議行動に対する当局の強硬対応にも懸念を示し、トランプ大統領がデモ参加者への危害を望んでいないとの認識を語った。
ドイツのシュタインマイヤー大統領は2026年1月7日夜のシンポジウムで、トランプ米大統領の外交が「ルールに基づく国際秩序(国際法や多国間合意の枠組み)」を崩しつつあるとして、強い警戒感を示した。ロシアによるクリミア併合(2014年)とウクライナ全面侵攻(2022年)に続く「二つ目の断絶」だと位置づけ、世界が「強盗の巣窟」になるのを止めるべきだと訴えた。
イランで経済状況への不満が広がる抗議デモが続くなか、2026年1月8日、インターネット接続が全国規模で大きく落ち込んだと監視団体ネットブロックスが報告した。理由や遮断の主体は明らかになっていない。目撃情報では首都テヘランに加えマシュハド、イスファハンでも人々が街頭に集まり、指導部への反対を叫んだという。
北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党総書記がロシアのプーチン大統領に宛てた書簡で、ロシア側の方針を無条件で支持し、その姿勢は恒久的だと伝えた。朝鮮中央通信(KCNA)が2026年1月9日に報じ、Reutersも同日までに内容を伝えた。書簡は、先にプーチン氏から届いたメッセージへの返信だという。
トランプ米政権が国連気候変動枠組み条約(UNFCCC)から離脱する方針を示し、国連や欧州を中心に批判が強まっている。UNFCCCのサイモン・スティル事務局長は2026年1月8日の声明で、気候災害が深刻化する局面で協力から後退すれば、米国の経済や雇用、生活水準を損ねかねないとして「巨大な自滅」だと非難した。
トランプ米大統領は米紙ニューヨーク・タイムズのインタビューで、米ロの新戦略兵器削減条約「新START」(核弾頭と運搬手段の上限を定める)が2026年2月5日に期限を迎えることについて、失効しても構わないとの認識を示した。ロシア側が提案していた「失効後も1年間は自主的に上限を守る」措置にも否定的とされ、核管理の空白が現実味を帯びてきた。