ピックアップ

編集部が重要と判断した記事を、カテゴリを問わず横断的に新着順で掲載しています。
話題性だけでなく、影響の大きさや構造的な意味を重視して選定。
今、押さえておくべき動きを俯瞰できるピックアップページです。

Pickups
イスラエル軍、ガザ南部で避難テント空爆 子ども含む5人死亡

イスラエル軍、ガザ南部で避難テント空爆 子ども含む5人死亡

パレスチナ・ガザ地区南部ハンユニスの海岸側アル・マワシ地区で、12月3日(現地時間)、イスラエル軍の航空機が避難民用テントを攻撃し、子ども2人を含む5人が死亡した。現場近くのクウェート野戦病院の医療関係者によれば、負傷者も多数運び込まれているという。一時的な避難先にすぎないテントが標的となる中、「逃げた先は本当に安全なのか」という問いが、避難生活を続ける住民の前にあらためて突きつけられている。

米特使とウクライナ交渉責任者が4日会談へ 長期化する戦闘の出口探る

米特使とウクライナ交渉責任者が4日会談へ 長期化する戦闘の出口探る

米ホワイトハウスは3日、トランプ政権のスティーヴ・ウィトコフ特使とウクライナの交渉責任者ルステム・ウメロフ国家安全保障・国防会議書記が、4日に米フロリダ州マイアミで会談すると発表した。ロシアとの戦闘が長期化するなか、戦争終結への道筋を探る重要な節目となる可能性がある。

H200輸出は「規制緩和しても不透明」 NVIDIAトップが中国市場の壁に言及

H200輸出は「規制緩和しても不透明」 NVIDIAトップが中国市場の壁に言及

米半導体大手NVIDIAを率いるジェンスン・フアンCEOが12月3日、ワシントンでトランプ米大統領と会談し、対中AI半導体輸出を巡る交渉の中心に立った。会談後、連邦議会議事堂で記者団に対し、H200と呼ばれる自社のAIチップについて「規制が緩んでも、中国が受け入れるかどうか分からない」との趣旨を述べ、米政権の緩和策がそのまま商機にはつながらないとの見方をにじませた。

ミャンマーでアヘン栽培が10年で最大に 紛争と貧困が農民を追い込む

ミャンマーでアヘン栽培が10年で最大に 紛争と貧困が農民を追い込む

内戦と経済危機が続くミャンマーで、アヘンポピーの畑がふたたび山肌を覆い始めている。国連薬物犯罪事務所(UNODC)が12月3日に公表した最新調査によると、2025年のアヘン栽培面積は前年より17%増え5万3100ヘクタールに達し、この10年で最大となった。紛争と貧困に追い込まれた農民が、生活のため違法作物へ戻っている実態が浮かぶ。

IASBが「リスク軽減会計」案を公開協議 銀行の金利リスクをより透明に

IASBが「リスク軽減会計」案を公開協議 銀行の金利リスクをより透明に

国際会計基準審議会(IASB)は12月3日、銀行の金利リスク管理をより分かりやすく示すための新しい「リスク軽減会計」モデルについて、公開協議を開始した。国際会計基準の中核であるIFRS 9やIFRS 7の改訂を通じ、投資家が銀行のリスク対応をより立体的に把握できるようにする狙いだ。

「防げたはずの死」が再び増加へ ゲイツ財団が幼児死亡20万増の可能性を警告

「防げたはずの死」が再び増加へ ゲイツ財団が幼児死亡20万増の可能性を警告

ビル&メリンダ・ゲイツ財団は4日、今年5歳の誕生日を迎える前に命を落とす子どもが世界で約20万人増える可能性が高いとする報告書を公表した。2024年の推計約460万人から、2025年は約480万人へと増加に転じる見通しだ。国際援助の削減が主因とされ、今世紀初めて「防げたはずの死」が再び増えかねない局面にあることを示している。静かに進む支援縮小のつけを、最も小さな命が払わされようとしている。

マクロン氏が習主席と会談 冷え込む中仏通商関係の立て直しへ

マクロン氏が習主席と会談 冷え込む中仏通商関係の立て直しへ

フランスのマクロン大統領は4日、北京の人民大会堂で中国の習近平国家主席と会談し、冷え込む通商関係の立て直しを最大の狙いに掲げた。人民大会堂前で儀仗隊が整列するなか、関税や補助金を巡り欧州連合(EU)と中国の対立が続く今、フランスは自国企業の活路をどう確保するのかが問われている。

トランプ政権が高度人材就労審査をさらに強化 「検閲関与」でビザ拒否の可能性

トランプ政権が高度人材就労審査をさらに強化 「検閲関与」でビザ拒否の可能性

トランプ米政権は12月3日、高度な外国人技術者向けの就労ビザ「H-1B」の申請者について審査を一段と厳しくすると発表した。米国務省の内部メモでは、言論の自由の「検閲」に関わったとみなされる申請者はビザを拒否する対象になり得るとされる。ビザ審査の名の下で表現の自由をどこまで守れるのか、その線引きが問われている。

中国外相が台湾有事巡り日本を再批判 北京で仏外相に理解求める

中国外相が台湾有事巡り日本を再批判 北京で仏外相に理解求める

中国の王毅外相が3日、北京でフランスのバロ外相と会談し、台湾有事を巡る高市早苗首相の国会答弁を改めて批判した。中国側は自らの立場を詳しく説明した上で、フランスに対し「引き続き理解し支持してほしい」と求め、日中の対立が欧州外交の場にも広がりつつあることを印象づけた。

「まずまず良い協議」トランプ氏 ロシアとの会談評価も和平の行方は不透明

「まずまず良い協議」トランプ氏 ロシアとの会談評価も和平の行方は不透明

アメリカのトランプ大統領は3日、ロシアのプーチン大統領と米特使との会談について「まずまず良い協議だった」と語った。一方で、ウクライナの和平協議がこの先どの方向へ進むのかは「まだ見通せない」とも述べ、期待と不安が入り交じる局面にあることをにじませた。

母の献金は動機となったのか 安倍元首相銃撃公判で山上被告が語ったこと

母の献金は動機となったのか 安倍元首相銃撃公判で山上被告が語ったこと

2022年の街頭演説中に銃撃され死亡した安倍晋三元首相の事件を巡り、殺人などの罪に問われた山上徹也被告(45)の裁判員裁判第13回公判が12月3日、奈良地裁で開かれた。この日の争点は、母親の巨額献金と犯行との結び付きだった。初めて法廷に姿を見せた妻の昭恵さん(63)が見守る中、山上被告は「安倍氏は本来の目的ではなかった」と述べ、深く頭を下げた。

外国投資に日本版CFIUS 政府が事前審査を本格強化へ

外国投資に日本版CFIUS 政府が事前審査を本格強化へ

政府が、外国企業や投資家による日本企業への出資を事前に審査する仕組みの見直しに踏み切った。重要な技術や情報の流出を防ぐため、「対日外国投資委員会(日本版CFIUS)」を設け、2026年の通常国会で外国為替及び外国貿易法(外為法)の改正も目指すという。安全保障を理由にした投資審査の強化が、企業と投資家のどちらにどのような負担をもたらすのかが問われている。

「沖縄は日本の一つの県」 玉城知事が釘を刺す情報戦の最前線

「沖縄は日本の一つの県」 玉城知事が釘を刺す情報戦の最前線

中国メディアが「沖縄は日本ではない」といった論調を強めるなか、沖縄県の玉城デニー知事が12月3日、県議会で「沖縄は日本の一つの県だ」との立場を改めて示した。中国との外交関係も、この前提を日中双方が共有しているとの見方を示しつつ、足元ではSNS上の偽動画や過激な見出しが県民の不安をかき立てている。情報戦の最前線に立たされつつある沖縄で、自治体と住民はどう向き合えばよいのかが問われている。

防衛関連費が11兆円規模に 政府が省庁横断の安全保障経費を公表

防衛関連費が11兆円規模に 政府が省庁横断の安全保障経費を公表

12月2日、政府は2025年度の補正予算案で防衛力強化に充てるうち、防衛省以外の「安全保障関連経費」の中身を公表した。海上保安庁や国連平和維持活動、サイバー防衛など省庁横断の取り組みに、防衛省分と合わせて約1.1兆円を計上する。これにより、2025年度の防衛関連費は当初予算と合わせて11兆円規模となり、政府が掲げてきた国内総生産(GDP)比2%の水準に達する見通しだ。急速に積み増される予算は、現場…

米国経済学会、元米財務長官サマーズ氏を終身排除 エプスタインとの関係を問題視

米国経済学会、元米財務長官サマーズ氏を終身排除 エプスタインとの関係を問題視

米国の経済学者にとって最大の学会が、一人の大物に門戸を閉ざした。米財務長官や米名門大学の学長を務めたローレンス・サマーズ氏が、性犯罪で有罪となった金融家ジェフリー・エプスタイン元被告との関係を理由に、米国経済学会(AEA)から終身で排除された。今年12月2日の決定は、専門職の倫理と「師弟関係」のあり方を問い直している。

ポクロウシク巡り発表食い違い ロシアは制圧宣言、ウクライナは抵抗継続

ポクロウシク巡り発表食い違い ロシアは制圧宣言、ウクライナは抵抗継続

ウクライナ東部ドネツク州の要衝ポクロウシクをめぐり、前線と発表内容が食い違っている。ロシア側は長期の攻勢の末に市を掌握したと宣言し、1日には兵士が中央広場に国旗を掲げる映像を公開した。一方でウクライナ軍は2日、北部の拠点を依然として確保していると各国メディアに説明し、市街地で敵部隊の掃討作戦を続けていると強調する。地図上では「制圧」と「抵抗」がぶつかるこの街で、実際に何が起きており、その行方は和平…

英首相が中国を「真の脅威」と指摘 在英中国大使館が強く反発

英首相が中国を「真の脅威」と指摘 在英中国大使館が強く反発

英国のキア・スターマー首相がロンドンでの晩さん会で中国を「真の国家安全保障上の脅威」と名指しし、人権や香港問題を追及し続けると強調した。これに対し在英中国大使館は2日、「根拠のない非難」であり内政干渉だと強く反発している。安全保障上の不信が募る一方で、中国は英国にとって主要な経済相手でもある。この矛盾をどう管理するのかが、いま問われている。

米国が台湾接触ガイドラインを定期見直しへ 新法成立で方針転換

米国が台湾接触ガイドラインを定期見直しへ 新法成立で方針転換

台湾をめぐる軍事的緊張が続く中、トランプ米大統領が12月2日(米東部時間)、台湾との公式接触に関する米政府内ガイドラインを定期的に見直すよう国務省に義務づける法案へ署名し、法律が成立した。新法は少なくとも5年ごとに指針を再点検し、米側が自ら課してきた制約を緩和できる機会を洗い出すよう求めている。 見えないルールを書き換えるこの動きは、台湾の安全保障だけでなく、日本の備えにも静かな影を落とし始めてい…

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