ロシア軍、ウクライナ・キーウを大規模攻撃 2人死亡、77人負傷

ロシア、キーウに600機の無人機と90発のミサイル 夜間攻撃で市内負傷者86人に

※記事を視覚化したイメージであり、実際の事象とは異なります。

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ロシア軍は2026年5月24日未明、ウクライナの首都キーウと周辺地域に大規模な無人機・ミサイル攻撃を実施した。キーウ市では2人が死亡し、負傷者は同日夜時点で86人に増えた。キーウ州を含む広域では死者が4人、負傷者は約100人規模に達したと伝えられている。複数の主要報道は、今回の攻撃を開戦以降でキーウに対する最大級の空襲の一つと位置づけている。

住宅、学校、商業施設に広がった被害

キーウ市内では、シェウチェンキウシキー、オボロン、ダルニツキー、ドニプロウシキー、ソロミャンスキーなど複数の地区で、集合住宅や寮、オフィス、商業施設、車両に被害が出た。ウクライナ国家非常事態庁は、市内40カ所超で火災や破壊が確認されたとしている。がれきの落下により学校の敷地でも火災が起き、市街地の生活基盤が広く攻撃にさらされた形だ。

ウクライナ側当局によると、シェウチェンキウシキー地区の5階建て集合住宅では1階から5階部分にかけて破壊と火災が発生した。キーウ市の負傷者は当初の70人超から更新が続き、同日夜時点で86人に増えた。被害は軍事施設に限られず、住民が日常生活を送る建物や周辺施設に及んだ。

ウクライナ空軍によると、攻撃には自爆型無人機600機と、空中・海上・地上から発射されたミサイル90発が含まれ、防空部隊は無人機549機とミサイル55発を無力化した。ゼレンスキー大統領は、ロシアが中距離弾道ミサイル「オレシニク」をキーウ州ビラ・ツェルクヴァ方面に使用したと述べた。ロイターなどはロシア国防省もオレシニク使用に言及したと伝えているが、着弾地点や被害範囲の詳細はなお確認が必要だ。

広域の防空強化が焦点に

キーウ市では2人が死亡し、負傷者は86人に増えた。キーウ州では別に2人が死亡、9人が負傷したと伝えられており、全国では死者4人、負傷者は約100人規模とされる。

5月25日朝時点では、ウクライナ政府側が今回の攻撃による被害を全国150カ所、うち住宅63棟、教育施設2カ所、病院1カ所、行政施設8カ所と説明している。今後は、死傷者数の最終確認に加え、オレシニクの着弾地点と損害評価、防空能力の強化が主要な論点となる。ウクライナ側は、とりわけ弾道ミサイルに対応する防空支援の重要性を強調している。

参考・出典

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