ロシア軍、ウクライナ各地を攻撃 8人死亡、数十人負傷

弾道ミサイル6発とドローン121機、ウクライナ各地で被害 パトリオット迎撃弾不足が深刻化

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ロシア軍は現地時間11日、ウクライナ各地を弾道・巡航ミサイル、ドローン、滑空爆弾で攻撃した。ロイターは空爆による死者とスムイ州国境地帯で爆発物を踏んだ男性を合わせ、計8人が死亡、数十人が負傷したと集計した。ゼレンスキー大統領は同日、武器供給を巡る首脳間合意の迅速かつ完全な履行を求め、外交活動を見直す考えを示した。

ミサイル12発とドローン121機、各地で被害

ウクライナ空軍によると、ロシア軍は夜間に弾道ミサイル6発、巡航ミサイル6発、ドローン121機を発射した。ウクライナ側は巡航ミサイル2発とドローン111機を撃墜または電子戦で無力化したとしている。ただ、ゼレンスキー氏は弾道ミサイルが目標に到達したと説明した。

北部スムイでは2発の滑空爆弾が人出の多い地域に着弾した。ロイターは5人死亡、30人負傷、AP通信は4人死亡、17人負傷と伝えており、集計時点や対象範囲に差がある。スムイ州の国境地帯では、爆発物を踏んだ男性1人が死亡した。

南部オデーサではミサイル攻撃で2人が死亡し、1人が負傷した。首都キーウでは夜間のミサイル・ドローン攻撃で、ロイターが12人、AP通信が少なくとも11人の負傷を報じた。ロイターによると、ザポリージャでは滑空爆弾で10人、ハルキウではドローン攻撃で7人が負傷した。

パトリオット迎撃弾の供給加速を要請

ゼレンスキー氏は、多数のドローンと一部のミサイルを迎撃した一方、弾道ミサイルは目標に到達したと説明した。ウクライナは弾道ミサイルに対処できる米国製防空システム「パトリオット」の迎撃ミサイル不足を訴えており、同氏は武器供給を巡る合意の履行にはパートナー国との「新たな水準」の協力が必要だと強調した。

大統領府は現地時間7日、ゼレンスキー氏がノルウェー首相との会談で、パトリオット用迎撃ミサイルの早期供給が人命の保護と冬への備えに不可欠だと伝えたと発表した。ゼレンスキー氏は11日の演説で、現地時間8日にトランプ大統領とパトリオット迎撃ミサイルの生産ライセンスを巡る合意に達したと説明した。ただ、米側の正式手続き、契約条件、生産地、開始時期、数量、供給日程は公表されておらず、短期的な供給や量産開始を意味するものではない。

参考・出典

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